グラクソ・スミスクラインとセーブ・ザ・チルドレン、 小児死亡削減のための新しいヘルスケア・イノベーションのため、 100万ドルのアワードを立ち上げ  世界で最も貧しい100万人の子どもの命を救うことを目指す、 グラクソ・スミスクラインとセーブ・ザ・チルドレンとの提携が開始されたことを受け、 初の共同イニシアチブとなるヘルスケア・イノベーション・アワードを発表

この資料は、英国グラクソ・スミスクラインplcとセーブ・ザ・チルドレンが2013年6月27日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先します。詳細はhttp://www.gsk.comおよびhttp://www.savethechildren.org.ukをご参照下さい。

2013年6月27日 英国ロンドン発

グラクソ・スミスクラインplc(本社:英国 以下GSK)と国際子ども支援NGOのセーブ・ザ・チルドレンは6月27日、途上国での子どもの死亡を減少させることに成功した医療分野における革新的な取り組みを表彰するため、100万ドルのヘルスケア・イノベーション・アワードを立ち上げました。 

6月27日から8月26日までの間、世界中の途上国の組織が、自分たちが発見または実行した革新的な医療アプローチの実施例を、このアワードに推薦することができます。推薦するアプローチとは、5歳未満の子どもの生存率を具体的に改善し、持続可能なもので、規模を拡大して実施したり再現できるものでなければなりません。

GSKのCEOであるアンドリュー・ウィティー卿と、セーブ・ザ・チルドレンのCEOであるジャスティン・フォーサイスが共同で議長を務め、公衆衛生、科学、学界分野の専門家で構成される委員会が、最高のヘルスケア・イノベーションに対し250,000ドルを授与し、その取り組みの推進を支援します。残りの750,000ドルも、上位入賞者らに授与されます。

またこのアワードは、受賞組織がその革新的な取り組みを紹介し、医療の改善に関心を寄せる他の人たちが自国などの子どものために、成功を収めた取り組みを導入・再現し、より前向きな変化を起こすことができるよう、情報を共有する場にもなります。

近年、順調な進捗が見られているものの、依然として世界中で毎年690万人の子どもたちが、5歳の誕生日を迎える前に死亡しています。多くの場合、これらは最も辺境の地や社会から取り残されたコミュニティにいる子どもたちであり、手を差し伸べることが最も難しいこのような子どもたちに救命医療を提供するには、新しい壮大なアイデアとアプローチが必要です。GSKとセーブ・ザ・チルドレンのヘルスケア・イノベーション・アワードは、脆弱な子どもに大きな影響をもたらす、最高かつ最も革新的な医療実施例を見出し、他の地区での再現を奨励します。

GSKのCEOであるアンドリュー・ウィティー卿は、次のように述べています。
「ある特定の難題の最善の解決策が、その難題を最も身近に感じて生活し仕事をしている人によって見出されることはよくあることです。私たちはそのことを認識し、世界で最も貧しい国で医療の成果を改善させるべく取り組んでいる人たちのサポートに全力を尽くしています。このアワードは、途上国で実践されている最も効果的なアイデアを特定し、切望されている財政的支援を提供することで、これらの革新的な取り組みがより広く実施されて子どもの死亡を減らすことを可能にし、さらにその過程で他の人びとを感化するでしょう。」

セーブ・ザ・チルドレンUKのチーフ・エグゼクティブであるジャスティン・フォーサイスは、次のように述べています。
「私たちの世代は、本来予防可能な原因で子どもたちが死亡するのを止める世代になることができます。しかしこの実現には、連携して取り組み、手を差し伸べることが最も難しい子どもたちに医療を提供できる新しい革新的な方法を見つけることが必要です。GSKとセーブ・ザ・チルドレンのヘルスケア・イノベーション・アワードを通じ、私たちはより多くの子どもたちの命を救うため、新興国や途上国の新しい、エキサイティングな革新的な取り組みの実施例を特定し、サポートすることができるのです。」

シンプルで低コストの革新的な取り組みがもたらす影響の例として、途上国での赤ちゃんの死亡数を減少させることが示された“カンガルーマザーケア”があります。コロンビアの小児科医であるエドガー・レイが最初に考案した“カンガルーマザーケア”はシンプルな技法で、母親と早産児や新生児との皮膚と皮膚の早期の接触を奨励するものです。母親が人間保育器の役割を果たし、赤ちゃんを温め、赤ちゃんの心拍を調節します。今ではこの技法は、セーブ・ザ・チルドレンおよび世界各国の他の多くの組織で広く使用されています。 

ヘルスケア・イノベーション・アワードは、今年5月に開始され、今後5年間で100万人の子どもの命を救うことを目指すGSKとセーブ・ザ・チルドレンの提携を受けて発表された初の共同イニシアチブです。この提携の特徴は、5歳未満の子どもの死亡減少に向けて協力して取り組むことに重点を置いているということです。たとえばセーブ・ザ・チルドレンは、5歳未満の子どもの救命治療介入における進展を加速させ、途上国で広く利用するために、新設された小児科研究開発委員会の一員となり、GSKによる小児向け医薬品の研究開発の支援に携わることになります。 

革新的な取り組みは多くの形を取り得るため、本アワードへの応募基準は幅広く、科学、栄養学、研究、教育または提携作業など、医療のどの側面に重点を置いたアプローチでも応募することができます。

判定プロセスおよび基準についての詳細は、オンラインhttp://www.innocentive.com/ar/challenge/9933399でご覧いただけます。応募は、8月26日午後11時59分(グリニッジ標準時)に締め切ります。受賞者の発表は、2013年11月に行います。

<参考>
本アワードの候補者は、以下を満たしていなければなりません。

1)世界銀行が「低所得」、「低位中所得」、「高位中所得」経済と分類している国の出身であり(http://data.worldbank.org/country)、欧州連合(http://europa.eu/about-eu/countries/index_en.htm)の出身ではないこと。世界銀行が「高所得経済」と分類している国々または欧州連合の加盟国出身者は、候補の対象外となります。

2)対象国に拠点を置いており、対象国の人々のために活用される革新的な取り組みを展開している組織であること。

GSKとセーブ・ザ・チルドレンのヘルスケア・イノベーション・アワード-外部委員会メンバー
(アルファベット順)

Dr Abbas Bhuiyan

  • Interim Executive Director of the International Centre for Diarrhoeal Disease Research, an international health research institution based in Dhaka, Bangladesh.

Joe Cerrell

  • Director of the Gates Foundation Europe Office and currently serving as a board member for a number of organisations including the ONE Campaign, UNITAID and the Clinton Global Initiative.

Lord Nigel Crisp

  • Independent member of the House of Lords, working mainly on international development and global health. Lord Crisp was Chief Executive of the NHS 2000 – 2006 and is Permanent Secretary of the UK Department of Health

Professor Joy Lawn

  •  Professor of Maternal, Reproductive and Child Health and Director of the MARCH Centre at the London School of Hygiene and Tropical Medicine

Professor Alejandro Madrigal

  • Originally from Mexico, Professor Madrigal is Scientific Director of Anthony Nolan and President of the European Group for Blood and Marrow Transplantation (EBMT)

Professor Oyewale Tomori

  • Professor of Virology and President of the Nigerian Academy of Science, Professor Tomori is a Fellow of the Royal College of Pathologists of the United Kingdom and virology advisor to numerous World Health Organisation committees.

 

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グラクソ・スミスクライン
は、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。詳細は、www.gsk.comをご覧ください。

セーブ・ザ・チルドレンは、世界120カ国以上の国々で子どもたちの命を守り、権利を実現させ、能力を最大限に発揮させるために活動しています。詳細は、www.savethechildren.org.ukをご覧ください。