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環境

環境

科学に根ざしたヘルスケアカンパニーであるGSKにとって、環境への影響に対処することは、私たちの目的の達成に必要不可欠です。私たちはパートナーと共に、人々の健康を守り、向上させるために、地球の環境を守り、回復させる取り組みの一翼を担っていきます。

2020年11月、私たちは環境の持続可能性における新たな目標を設定したことを発表しました。これは2030年までに気候への影響をネットゼロにするとともに、自然環境へのネットポジティブ・インパクトの実現を目指すものです。

今後10年間にわたり、GSKは環境への影響を軽減するための措置や、企業の力だけでは軽減できない残りの影響を相殺する再生プログラムに投資し、自然環境から得た以上のものを自然環境に戻すことを目指します。

これらの目標に基づいて、GSKでは各事業、サプライチェーン、ポートフォリオにおいて新たな具体的ターゲットを定めました。これらのターゲットのほとんどは、2030年までの達成を目指しています。しかし、今まで取り組んできた計画を加速させることで、より早くゴールに到達することができると信じています。

新たな環境の持続可能性ターゲット

気候変動対策

2030年までに、気候への影響をネットゼロにする

バイオ医薬品事業

  • 2030年までに、すべての事業領域で温室効果ガス排出をネットゼロにする(スコープ1、2(1)
  • 2025年までに、使用する電力における再生可能エネルギーの割合を100%にする(スコープ2)
  • 2030年までに、GSKのすべてのバリューチェーンで温室効果ガス排出をネットゼロにする(スコープ3)

コンシューマーヘルスケア事業

  • 2030年までに、すべての事業領域で温室効果ガス排出をネットゼロにする(スコープ1、2)
  • 2025年までに、使用する電力における再生可能エネルギーの割合を100%にする(スコープ2)
  • 2030年までに、ブランドや製品の容器、パッケージに関連して排出される温室効果ガスをネットゼロにする (スコープ3)

 

1. 温室効果ガス排出の分類
 ・スコープ1―直接的な温室効果ガス(GHG)の排出 例:燃料燃焼、工場からの排出
 ・スコープ2―間接的なGHGの排出 例:電力の購入、熱、蒸気の供給
 ・スコープ3―そのほかの間接的な排出 例:サプライチェーンからの排出、委託先の事業活動による排出

 

自然環境対策

2030年までに自然へポジティブ・インパクトを与える

バイオ医薬品事業

  • 2025年までに、100%の事業所が優良ウォーター・スチュワードシップの認証をうける。また、2030年までに水の総使用量を20%削減する
  • 2030年までに、水不足地帯での事業と主要サプライヤーにおいて、ウォーター・ニュートラリティーを実現する
  • 2030年までに、すべての事業所および主要サプライヤーで発生する薬剤の有効成分の流排出を、環境に全く影響を与えないレベル(2)にする
  • 2030年までに、シングルユースプラスチックを始めとする事業廃棄物をゼロにする(3)
  • 2030年までに、GSKの製品および製品パッケージが環境に及ぼす影響を25%削減する
  • 2030年までに、サプライチェーンからの廃棄物を10%削減する
  • 2030年までに、すべての事業所で生物多様性にポジティブ・インパクトを与える(4)
  • 2030年までに、原料の100%を、森林破壊を伴わない持続可能なリソースから調達する

コンシューマーヘルスケア事業

  • 2030年までに、100%の製造拠点が優良ウォーター・スチュワードシップの認証をうける。また、2030年までに水の総使用量を20%削減する
  • 2030年までに、水不足地帯の製造拠点での水の使用を30%削減する
  • 2030年までに、事業廃棄物の90%で再利用、リサイクル、ダウンサイクル、熱回収を行う
  • 2025年までに、製品のパッケージを100%リサイクルまたは再利用可能なものにする。これは、問題のあるもしくは不必要なプラスチックを排除することを含むが、製品の質と安全が保証される範囲で行う(5)
  • 2030年までに原料の100%を、森林破壊を伴わない持続可能なリソースから調達する

 

2. 環境に影響を及ぼさないと推定されたレベル以下
3. 規制義務に抵触しない範囲で行い、製品の発見と開発や、健康と安全に必須のプラスチックを除く
4. GSKが所有する事業所
5. 製品の質と安全が保証される範囲で、規制遵守の対象となる