1日1回服用のパーキンソン病治療薬 「レキップ®CR錠」新発売

グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:フィリップ・フォシェ、本社:東京都渋谷区、以下GSK)は、本日8月28日付で同社の1日1回服用のパーキンソン病治療薬「レキップ®CR錠2mg」、「レキップ®CR錠8mg」(ロピニロール塩酸塩徐放錠、以下「レキップ®CR錠」)が薬価収載されたことを受け、同日より新発売します。

ロピニロール塩酸塩は、パーキンソン病に主に関連しているドパミンD2受容体系に選択的に作用する非麦角系ドパミン受容体作動薬です。

速放性製剤である「レキップ®錠」は、本邦においてパーキンソン病を適応として1日3回の投与方法で2006年12月より販売されており、パーキンソン病治療における重要な治療選択肢のひとつとして位置付けられています。この度発売した「レキップ®CR錠」は、薬物放出制御技術により、有効成分であるロピニロールを一定速度で放出させ、1日1回の投与で血漿中ロピニロール濃度を24時間良好にコントロールし、パーキンソン病症状を持続的に改善することが期待されています。また、「レキップ®CR錠」は、「レキップ®錠」に比べより簡便かつ短期間に漸増することができます。

この度の発売について、GSKの社長 フィリップ・フォシェは次のように述べています。
「本日よりパーキンソン病患者さんの新たな治療選択肢のひとつとして、レキップ®CR錠を提供できることを大変喜ばしく思います。GSKは2006年にレキップ®錠を発売して以来、本領域に貢献すべく活動を続けております。パーキンソン病は疾患の進行が緩徐であり、診断されてからの罹患期間の長い疾患です。レキップ®CR錠がパーキンソン病の患者さんの薬物治療における課題解決の一助となり、患者さんのQOLの向上に寄与できることを期待しています。」

「レキップ®CR錠」の製品特性

  • 「レキップ®CR錠」は、1日1回の投与により、血漿中ロピニロール濃度を24時間良好にコントロールすることができました。
  • 早期のパーキンソン病患者において、運動能力検査や日常生活動作を改善しました。
    進行期のパーキンソン病患者において、「レキップ®錠」と同様に運動能力検査や日常生活動作を改善しました。
  • 進行期パーキンソン病患者において、2.88時間のoff時間*短縮効果を示しました。
  • 「レキップ®錠」から有効性を維持しながら安全に切り替え可能であることが示されました。

*off時間: 薬剤の効果が切れて症状が現れている時間をoff時間という

 

「レキップ®CR錠 」の製品概要

製品名 レキップ®CR 錠2mg、レキップ®CR錠8mg
一般名 ロピニロール塩酸塩
承認取得日 2012年6月29日
発売日 2012年8月28日
薬価 2mg 1錠:273.60円、 8mg 1錠:941.40円
効能・効果 パーキンソン病
用法・用量 通常、成人にはロピニロールとして1日1回2mgから始め、2週目に4mg/日とする。以後経過観察しながら、必要に応じ、2mg/日ずつ1週間以上の間隔で増量する。いずれの投与量の場合も1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、ロピニロールとして1日量16mgを超えないこととする。

「レキップ®CR錠」および「レキップ®錠」について
「レキップ®CR錠」は、ロピニロール塩酸塩の徐放性製剤であり、海外では2006年に承認されて以来、フランス、米国、英国、ドイツをはじめ45ヵ国以上で承認されています(2011年7月現在)。また、その速放性製剤である「レキップ®錠」は、日本においてパーキンソン病を適応として、1日3回服用の用法・用量で2006年10月に承認され、同年12月より販売されています。海外では1996年に英国で承認されて以来、米国、フランス、ドイツをはじめ約70ヵ国以上で承認され(2010年8月現在)、パーキンソン病治療薬としてL-dopa製剤との非併用および併用投与で広く使用されています。

パーキンソン病について
パーキンソン病はアルツハイマー病についで2番目に多い神経変性疾患です。振戦(しんせん)、筋強剛(筋肉の緊張亢進)、無動、姿勢反射障害(姿勢を保持できず倒れやすくなる)が特徴的な4大症状で、中高年に好発する原因不明で進行性の神経変性疾患です。発症年齢は、50歳代後半~60歳代が多く、日本における患者数は、139,000人(平成20年度厚生労働省患者調査)、有病率は人口10万対約100~130人程度といわれています。

 

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