ワクチン

GSKのワクチン事業は、あらゆる年代の人たちを様々な疾病から守るための幅広いポートフォリオとパイプラインを有し、160カ国以上に1日あたり200万回接種分以上のワクチンを供給しています。

GSKのワクチンのポートフォリオは、1882年に米国マリエッタにある製造施設を天然痘ワクチンの製造に特化して以来、100年以上にわたってさまざまな重篤な疾病の予防に貢献してきました。現在も、肺炎球菌、肝炎、ロタウイルス、百日ぜき、インフルエンザなど、世界を脅かす疾病の予防に挑戦しつづけています。

GSKのワクチン事業は、あらゆる世代に対して30種以上のワクチンを製造しており、21の疾病に対する予防に貢献しています。現在、14のワクチン候補を開発中です。開発段階にあるワクチンの3分の1は、WHOが優先疾患とするHIV、マラリア、結核の3疾患を含め、特に発展途上国で有病率の高い疾病を対象としています。それ以外の開発中のワクチンには、COPD治療やRSウイルス(Respiratory Syncytial Virus)予防のためのワクチンが含まれています。日本では2020年に、帯状疱疹ワクチンであるシングリックスの販売を開始しました。

2019年のワクチン事業の売上高は、72億ポンド(約1兆円)でした。

GSKの市場

ワクチン接種は、どの政府や医療組織でも行える最良の投資のひとつであることが世界中で認識されています。2012年、WHOと194の加盟国は、ワクチン接種に関して、世界中の誰もが予防接種を受けられるようにワクチンへのアクセスを拡大し、ワクチン業界のイノベーションを促進し、数百万人の死亡を防ぐことを目指すアクションプランを発表しました。

このプランには、あらゆるコミュニティの人たちがより公平に既存ワクチンを利用できるようにすること、新しい改良されたワクチンを導入すること、次世代のワクチンとテクノロジーの研究開発を加速することが含まれています。このプランは、今後10年から15年にわたって世界のワクチン需要の拡大に応えることになります。

マラリアとの闘い

私たちが研究室や現場で、どのようにマラリアと闘っているのかをご覧ください。

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GSKの戦略

私たちの戦略は、競争力があり、品質の高い必要とされるワクチンを、ひとりでも多くの人に届けることです。

そのために、私たちは患者さんにフォーカスしたパイプラインを開発し、各国の事業者との大切なパートナーシップを維持し、入手可能な適切な価格で、持続的に供給できるよう努めていきます。

70%

GSKのワクチンの70%は振興市場に供給されています。

品質と製造

2019年、GSKは世界中で7億100万回接種分のワクチンを供給しました。これらのワクチンは、世界中に点在する16の製造施設で製造されています。GSKのワクチンの中には、製造に最長2年かかるものもあります。

平均すると、ワクチンの各バッチは、出荷前に100回以上の品質検査を受け、世界クラスの基準を満たしていることが確認されます。GSKのワクチンは、世界のどこで使用されるかには関係なく、すべて同じ品質基準のもとで製造されています。

質の高いワクチンを求めるグローバルなニーズの高まりに応えるために、GSKは継続的に製造施設への投資を行い、工程を改良し、パートナーシップを築いています。

研究と協力

イノベーションは、私たちの事業の中核をなすものです。イノベーションなくしては、今も世界中の人々を、家族を、地域社会を脅かしている多くの疾病に対する新しいワクチンはうまれません。

GSKの研究開発組織は、ウイルス学、細菌感染症、さまざまなアジュバント技術に関する専門性を集結させています。GSKは、公衆衛生の脅威となるさまざまな疾病に対する新しいワクチンの創薬・開発に特化した3つのグローバルな研究開発拠点を、米国のロックビル市、ベルギーのリクセンサール市、イタリアのシエーナ市に持っています。既存のワクチンに比べ大きな改良がみられるワクチンや、まだワクチンがうまれていない標的疾病に対するワクチンを提供できるように努めています。

GSKのアプローチは、私たち自身の専門性と経験を最大限に活用すると同時に、私たちとは異なる専門性を持つ他者と提携することによって、お互いに補完し合うパートナーシップを築くというものです。世界中の誰もが必要なワクチンにアクセスできるようにするというGSKのビジョンを実現するためには、素晴らしいアイデアと高水準の科学を安定的に提供することが求められます。私たちだけでも多くのことを提供できますが、パートナーとの協力関係を通じてさらに多くのことを実現していきます。

たとえば、GSKのパイプラインのワクチンの90%以上は、他者とのパートナーシップのもとで開発中です。私たちは、各国の政府、医療機関、規制当局、学術研究機関、非政府組織、ワクチンメーカーや、その他の重要なパートナーとの長期間にわたる協力関係を通じて、世界中の公衆衛生の課題に取り組んでいきます。

※ Exchange Rate:£1=¥139 (2019年平均)
NP-JP-NA-WCNT-200018 2020.07

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