この資料は、英国GSK plcが2026年4月29日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先されます。詳細はhttps://www.gsk.comをご参照ください。


2026年第1四半期 GSK、2026年第1四半期業績発表 好調な業績と滑り出し

スペシャリティ医薬品の好調な業績が、売上およびコア営業利益の成長を牽引

  • 第1四半期の総売上高は76億ポンドで、AERで2%増、CERで5%増
  • スペシャリティ医薬品の売上高は32億ポンド(14%増)、呼吸器・免疫・炎症関連は9億ポンド(16%増)、オンコロジー関連は5億ポンド(28%増)、HIV関連は18億ポンド(10%増)
  • ワクチンの売上高は21億ポンド(4%増)、シングリックスは10億ポンド(20%増)、髄膜炎ワクチンは3億ポンド(3%減)、アレックスビーは1億ポンド(18%減)
  • ジェネラル医薬品の売上高は23億ポンド(6%減)、テリルジーは6億ポンド(横ばい)
  • 総営業利益9%増、1株当たり利益合計は15%増。これはコア営業利益の増加および事業売却によるその他の収益の増加があった一方で、条件付対価に係る負債の増加により一部相殺されたことによる
  • コア営業利益は10%増、コアEPSは9%増。これは売上高の増加、良好なプロダクトミックスおよびリージョナルミックス、販売費および一般管理費の抑制およびロイヤルティ収入の増加が、研究開発への投資増加および新製品発売への投資により一部相殺されたことを反映
  • 営業活動によるキャッシュフローは14億ポンド、フリー・キャッシュフローは8億ポンド

(財務業績-特に明記しない限り、2026年第1四半期業績の成長率に関するコメントはCERベースであり、その定義は英語版プレスリリース42ページに記載。2026年第1四半期では、年初来の米ドルに対する英ポンド高となった為替の主な影響によりCERと比較しAERにマイナス影響。詳細は8ページを参照。)

  2026年第1四半期
  £m %AER %CER
売上高 7,629 2 5
総営業利益 2,293 3 9
営業利益率(%) 30.1% 0.6ポイント 1.3ポイント
1株当たり利益合計 43.2p 9 15
コア営業利益 2,650 5 10
コア営業利益率(%) 34.7% 1.0ポイント 1.8ポイント
コアEPS 46.5p 4 9
営業活動によるキャッシュフロー 1,350 4  

パイプラインの進捗と研究開発の加速:

  • 新製品の承認:
    • エキシデンサー(重症喘息、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎)、EUおよび中国
    • ヌーカラ(COPD)、EU
    • ブーレンレップ(多発性骨髄腫)、中国
  • ベピロビルセン(慢性B型肝炎に対する機能的治癒の可能性がある薬剤)、米国・EU・中国・日本の審査当局が承認申請を受理。データは第2四半期に欧州肝臓学会(EASL)で発表予定
  • Efimosfermin(FGF21)が代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)に対して米国でブレイクスルーセラピー指定、EUで優先審査対象(PRIME)指定
  • 第I相臨床試験データを裏付けとして、治療困難な子宮体がんおよび卵巣がんを適応とした抗体薬物複合体(ADC)であるMo-Rezの第III相臨床試験を2026年に5試験開始予定
  • 2026年の主要な試験結果の予定:
    • Camlipixant:慢性咳嗽
    • Jemperli:直腸がん
    • 年3回(4カ月ごと)の投与が可能なHIV曝露前予防薬(PrEP)
    • エキシデンサー:好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)
  • 有望な新規アセット(食物アレルギー治療薬ozureprubart、肺高血圧治療薬HS235)を取得し、パイプラインを拡充

株主還元への継続的なコミットメント

  • 2026第1四半期の配当金は17ペンス、2026年通年では70ペンスを予定
  • 2024年度に発表した20億ポンドの自社株買いプログラムについて、17億ポンドを実施済み

2026年のガイダンスと2031年の売上見通しの再確認

  • 2026年の売上は3~5%増、コア営業利益は7~9%増、コア一株当たり利益は7~9%増を予想
  • 2031年の売上は400億ポンド以上の見通し

ガイダンスはすべてCERベース


GSK最高経営責任者のルーク・マイルズは次のように述べています:
「GSKは、2026年の好調なスタートを切り、主要な成長分野で良好な業績を示しました。B型肝炎の機能的治癒をもたらす可能性のある薬剤ベピロビルセンの承認申請、オンコロジー領域におけるADCの第III相臨床試験計画の更新、そしてパイプラインの新規アセット(食物アレルギー治療薬ozureprubart、肺高血圧治療薬HS235)の取得完了によりパイプラインを拡充したことから見てとれるようにGSKは、事業活動の遂行に加えて、研究開発の推進と加速に力を注ぎます」

合計の業績結果は上記要約および英語版プレスリリース7ページに掲載されており、コア業績結果との調整は17~18ページに記載されています。コア業績結果は、IFRSに基づかない指標であり、IFRSに基づき提示されている情報に加えて検討する性質のものであり、それに代わるまたはそれより優れているものではありません。コア業績結果、AER%成長率、CER%成長率、その他のIFRSに基づかない指標の定義は42~43ページに記載されています。GSKは、15ページに記載された理由に基づいて、コア業績結果のみをベースにガイダンスを示しています。将来の業績や配当金の支払に関するすべての見込、ガイダンスや目標は、44~45ページの「Guidance and outlooks, assumptions and cautionary statement」と併せて読む必要があります。略語の定義は48ページに記載されています。


2026年ガイダンス

固定為替レート(CERベース)での2026年通年のガイダンスを示しています。

売上高は3~5%の増加予想
コア営業利益は7~9%の増加予想
コア1株当たり利益は7~9%の増加予想

本ガイダンスは、CERベースでの以下の2026年通年売上の予想に基づいています。

スペシャリティ医薬品 売上高は二桁台前半%の増加予想
ワクチン 売上高は一桁台前半%の減少~横ばいの予想
ジェネラル医薬品 売上高は一桁台前半%の減少~横ばいの予想

コア営業利益については、CERベースで7~9%増加と予想しています。GSKは、スペシャリティ医薬品の成長によるプロダクトミックスの改善と継続的な業務効率化により、粗利益率水準でのレバレッジが得られると予想しています。また、生産性向上に向けた現状の取組みとリターンを考慮した投資を継続することで販売費および一般管理費は一桁台前半の成長が見込まれますが、営業利益のレバレッジがさらに得られると予想しています。ロイヤルティ収入は現時点で8億~8億5,000万ポンドと予想しています。研究開発費は、業務の効率化を進めつつ引き続きパイプラインに投資するなかで売上高を上回って増加すると予想しています。

コア1株当たり利益は、コア営業利益の増加に合わせてCERベースで7~9%増加すると予想されます。これには負債利子の増加および約17.5%への税率上昇が反映されていますが、一方で、自社株買いによる一株あたり利益の増加により相殺されます。非支配株主持分は2025年から変わらないと予測しています。

米国患者の処方薬価格を引き下げる米国政府との合意について
先に発表したように、2025年12月19日にGSKは米国政府と、米国の患者に対する処方薬価格を引き下げる合意に達しました。締結された合意は、GSKとヴィーブ・ヘルスケアの両社を対象とし、これが予定通り遂行されれば、両社の医薬品に対する米国通商拡大法232条に基づく関税が3年間免除されます。

2026年4月2日、トランプ大統領は、通商拡大法第232条に基づき2026年7月31日以降、特許医薬品とその有効成分に100%の関税を課す大統領布告を発出しました。2026年4月9日、GSK、ヴィーブ・ヘルスケアおよび米国政府は、2029年1月20日まで通商拡大法第232条の追加関税を免除する内容を盛り込んだ最終合意に達しました(米国政府のGenerous Modelプログラムへの参加を含む最終的な実施を条件とする)。当社の通期ガイダンスは、上記の合意により予想される影響を考慮しています。

配当ポリシーについて
配当ポリシーおよび予定配当性向に変更はありません。これに基づき、GSKは2026第1四半期で17ペンスの1株当たり配当を予定しています。GSKの将来の配当ポリシーおよび2026年の予定配当に関するガイダンスは英語版プレスリリース29ページに記載されています。
GSKは、20億ポンドの自社株買いプログラムを2025年第1四半期に開始しました。これは2026年の第2四半期末までに実施します。

為替レートについて
2026年4月22日時点の終値の為替レート(1.35ドル/1ポンド、1.15ユーロ/1ポンド、215円/1ポンド)が2026年末まで続くと仮定した場合、GSKの2026年の英ポンドベースの売上成長率への影響は2%減と推定され、為替差損益が2025年と同水準となる場合、GSKの2026年の英ポンドベースのコア営業利益成長への影響は4%減と推定されます。

プレスリリースの原文はhttps://www.gsk.com/media/hpgfxwxv/q1-2026-results-announcement.pdfをご参照ください。

GSKは、サイエンス、テクノロジー、人財を結集し、力を合わせて病に先手を打つことを存在意義とするグローバルなバイオ医薬品企業です。詳しくはhttps://jp.gsk.comをご参照ください。