GSKとViiV、LGBTQ+の取り組みを評価する「PRIDE指標2025」、7年連続で最高評価の「ゴールド」認定を獲得
GSKグループの日本法人、グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ポール・リレット、以下GSK)と、ヴィーブヘルスケア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:村木 基、以下ViiV)は、職場におけるLGBTQ+に関する取組みの評価指標であるPRIDE指標1の「ゴールド」認定を2019年から7年連続で取得しました。
この度のPRIDE指標の「ゴールド」の獲得について、GSK代表取締役社長 ポール・リレットは次のように述べています。「7年連続でゴールドを獲得できたことを大変嬉しく思います。GSKグループが、卓越した人財を引きつけ、維持できる、インクルーシブな組織を目指して、有志社員による活動と会社の取り組みを継続してきた結果を認めていただいたものと受け止めています。GSKグループは今後もインクルージョンを推進し、お互いを尊重しながら、誰もが自分らしくいきいきと働くことができる環境を築くことでイノベーションを生みだし、予防と治療を通じて患者さんならびに社会に大きく貢献していきたいと考えています」
また、ViiV代表取締役社長 村木 基は次のように述べています。「この度ゴールドを獲得できましたことを非常に誇りに思います。これは、ViiVとGSKが協業し、インクルージョンを組織の中心に据え、HIVとともに生きる人々を誰ひとり取り残さないという使命を果たすために継続的に努力してきた成果です。多様性に富んだチームと、誰もが自分らしくいられるインクルーシブな文化が、ビジネスパフォーマンス向上、HIVコミュニティとのコラボレーションや貢献を可能にしていると感じています。これからも、インクルーシブな環境を築き、画期的なイノベーションを通じてHIVとともに生きる人々の生活の向上に尽力してまいります」
GSKグループの日本におけるLGBTQ+に対する取り組み
- 育児や介護のための休職や慶弔見舞金の受け取りなどについて、事実婚や同性婚を日本における法律婚と同等に扱うパートナーシップ制度
- LGBTQ+をはじめ、多様な背景をもつ社員の働きやすさを追求したオフィス設計を含む就業環境
- インクルージョンの重要性について学ぶe-Learning研修などの継続提供(経営層を含む全社員の受講を必須とする)また新たに経営層を対象としたSOGIEハラワークショップを開催
- GSKグループ内の有志にて構成された従業員リソースグループ(ERG:Employee Resource Group)であるSpectrum JAPAN(スペクトラム・ジャパン)による、グローバルや他社と連携した社員向け啓発活動(講演会・座談会等の開催や社内SNSを通じた情報提供など)
- 各地のプライドイベントなどへの参加を通じたLGBTQ+に対する理解促進とHIVの疾患啓発活動
- LGBTQ+に関するERGを有する製薬企業7社が参加する「Pharma Ally Japan」2として共通のビジョンを掲げ、インクルージョンを推進する活動
GSKグループのSpectrum JAPANは、同業他社の従業員リソースグループのネットワークである「Pharma Ally Japan」に参加し、企業をまたいでインクルージョンを推進する活動を行っています。定期的に7社合同の勉強会も開催しており、本年5月にはセクシュアリティに関する基礎知識とプライド月間の歴史を学び、10月の合同勉強会の中では当事者と一緒に、互いに尊重し合える環境づくりについて理解を深めるセッションも開催しました。

グラクソ・スミスクライン(GSK)について
GSKは、サイエンス、テクノロジー、人財を結集し、力を合わせて病に先手を打つことを存在意義とするバイオ医薬品のグローバルリーダーです。GSKは、免疫系科学と先端技術に重点をおき、呼吸器・免疫・炎症、オンコロジー、感染症をはじめとする疾患領域の研究開発に注力しています。そして、スペシャリティ医薬品、ワクチン、ジェネラル医薬品で、病気を予防し治療します。詳しくはhttps://jp.gsk.com/をご参照ください。
ヴィーブヘルスケア(ViiV)について
ViiVは、GSKおよびファイザーによって2009年11月に設立された、抗HIV薬に特化したグローバル・スペシャリストカンパニーです。2012年10月に塩野義製薬が10%の持ち分を取得しました。ヴィーブヘルスケアは、どの会社よりも、HIV/AIDSについてより深い、幅広い関心を持つことで、HIVの治療と予防のための効果的で革新的な医薬品を提供する新しいアプローチとHIVの影響を受けているコミュニティを支援することを目指しています。詳細は、https://viivhealthcare.com/ja-jp/をご参照ください。
2 Pharma Ally Japanは、製薬企業7社の従業員リソースグループで形成されています(7社:ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社、日本イーライリリー株式会社、グラクソ・スミスクライン株式会社、ノバルティス ファーマ株式会社、ファイザー株式会社、武田薬品工業株式会社、ヴィーブヘルスケア株式会社)。「わたしたちは、製薬企業として患者さんや医療関係者に貢献しつつ、 すべての人がありのままに生きることを尊重するとともに、その環境醸成に取り組んでまいります」を共通のビジョンとして、特に医療環境におけるダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進活動に取り組んでいます。