グラクソ・スミスクライン 2020年第3四半期業績発表
この資料は、英国グラクソ・スミスクラインplcが2020年10月28日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先されます。詳細は https://www.gsk.com をご参照ください。
2020年10月28日 英国ロンドン発
グラクソ・スミスクライン 2020年第3四半期業績発表
堅調な販売実績、さらなる戦略的進展を示す
売上高は86億ポンド、AERベースで8%減、CERベースで3%減(プロフォーマCERベースは5%減*)
一株当たり利益は25.0ペンス、AERベースで20%減、CERベースで9%減
調整後一株当たり利益は35.6ペンス、AERベースで8%減、CERベースで1%増
2020年第3四半期業績および製品に関するハイライト
ガイダンス
開発パイプラインに関するハイライト
COVID-19への対応に関する最新情報
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2020年第3四半期業績結果 |
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Q3 2020 £% |
成長率 | 2020年 9カ月目まで |
成長率 | |||
£m | £% | CER% | £m | £% | CER% | |
売上 | 8,646 | (8) | (3) | 25,360 | 2 | 4 |
営業利益合計 | 1,858 | (13) | (2) | 6,722 | 33 | 37 |
一株当たり利益合計 | 25.0p | (20) | (9) | 102.0p | 51 | 55 |
調整後営業利益 | 2,665 | (4) | 4 | 7,089 | - | 3 |
調整後一株当たり利益 | 35.6p | (8) | 1 | 92.6p | (7) | (4) |
営業活動によるネットキャッシュ | 861 | (66) | 4,586 | - | ||
フリーキャッシュフロー | (180) | >(100) | 2,300 | (7) |
全体の業績結果は英語プレスリリース12,27ページの「Financial performance」に、調整後業績結果の修正は23、24、38、39ページに記載されています。調整後の業績結果はIFRSに基づかない指標であり、IFRSに基づき提示されている情報に加えて検討する性質のものであり、それに代わるまたはそれより優れているものではありません。調整後業績結果は10ページに記載されており、£%、AER%成長率、CER%成長率、フリーキャッシュフローおよびその他のIFRSに基づかない指標の定義は62ページに記載されています。GSKは、11ページに記載された理由のみに基づいて、調整後結果ベースにガイダンスを提示しています。将来の業績や配当金の支払いに関する全ての見込み、ガイダンスや目標は、63、64ページにある「Outlook, assumptions and cautionary statements」と併せて読む必要があります。
* 報告AER、CER成長率には、ファイザーの前のコンシューマー・ヘルスケア事業の1年7カ月間の業績結果が含まれています。プロフォーマCER成長率は、ファイザーが報告している通りの同社のコンシューマー・ヘルスケア事業の7カ月間の業績結果と同等の結果が、2019年第3四半期および2019年9カ月目までとした比較期間に含まれているという前提に基づいて計算されています。英語プレスリリース11ページの「プロフォーマ成長」を参照。
最高経営責任者のエマ・ウォルムズリーは次のように述べています。
「GSKは、今年の厳しい事業環境にも適切に対応してきています。これには、厳格なコスト管理に加え、ヌーカラ、テリルジー、ベンリスタ、2剤併用HIVレジメン、Zejula、シングリックス、コンシューマー・ヘルスケアブランドの優先品など、主要な成長製品の販売が堅調な勢いを保っていることが寄与しています。このことと、第3四半期にみられたワクチン接種率の改善を合わせて考えると、2020年の収益ガイダンス・レンジ内で順調であると言えます。加えて、GSKグループを、バイオ医薬品事業とコンシューマー・ヘルスケア事業の2社に分社化するための準備も引き続き順調です。これにより、持続的成長の達成とともに株主に対するリターンも提供できると確信しています。
研究開発においても継続して成果を挙げています。第2四半期業績の発表以降、3製品の承認取得があり、また、有望なRSウイルスワクチンについて第III相臨床試験の開始につながる新たな臨床データが発表されました。さらにGSKは、提携する企業や機関とともに、COVID-19ソリューションの取り組みを急速に進めており、それには、抗体治療薬VIR-7831や、アジュバント添加ワクチン3剤の臨床試験が含まれます。年末までには、これら全てのデータが得られるものと期待しています。」
2020年ガイダンス
2020年2月5日の2019年度業績発表時には、2020年の通年予想に関して、調整後一株当たり利益はCERベースで-1%~-4%の範囲で低下する見込みであるというガイダンスを示しました。このガイダンスには、主要な新製品の成長への期待に加え、GSKの2社への分社化に向けた新たなプログラムの実施と併せて、新製品や研究開発パイプラインに対する継続的投資増加を伴う2年計画が開始したことへの期待が反映されています。
2020年ガイダンスはCOVID-19パンデミックの発生前に定めたものであり、パンデミックが当社の事業に与える可能性のある影響は考慮されていません。また、以前に発表した内容を超える今後の投下資本引き揚げの影響も除外しています。
2020年1-9月のグループ業績はCOVID-19パンデミックによる影響を受けており、特にワクチン事業ではそれが顕著でした。第3四半期には、米国において成人の予防接種率が9月には前年度のレベルにまで回復してきた等、ワクチン接種率に回復がみられました。
主要な成長製品の販売実績が堅調であることと厳格なコスト管理に加え、こういった改善により、収益ガイダンス・レンジ内で順調に進んでおり、現時点では2020年の調整後一株当たり利益はCERベースで-1%~-4%の下限辺りと予想されています。特にシングリックスにおける成人の予防接種率の持続的な回復が見込まれることが、ガイダンス達成を後押ししています。
将来の業績や配当金の支払いに関する全ての見込み、ガイダンスや目標は、英語プレスリリース63、64ページにある「Outlook, assumptions and cautionary statements」と併せて読む必要があります。2020年9月30日の終値(1.28ドル/1ポンド、1.10ユーロ/1ポンド、136円/1ポンド)の為替レートが2020年末まで続くと仮定した場合、2020年のスターリングでの売上高成長に対する影響は1%前後のマイナスとなると推定され、為替差損益が2019年と同じ水準とみなされた場合、2020年のスターリング調整後一株当たり利益成長に対する影響は2%前後と推定されます。
プレスリリースの原文は https://www.gsk.com/media/6189/q3-2020-results-announcement.pdf をご参照ください。
GSKは、より多くの人々に「生きる喜びを、もっと」を届けることを存在意義とする科学に根差したグローバルヘルスケアカンパニーです。詳細情報は https://jp.gsk.com/ をご参照ください。