グラクソ・スミスクライン 2019年度第業績発表
この資料は、英国グラクソ・スミスクラインplcが2020年2月5日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先されます。詳細は https://www.gsk.com をご参照下さい。
2020年2月5日 英国ロンドン発
グラクソ・スミスクライン 2019年度業績発表
売上高は338億ポンド、AERベースは10%増、CERベースで8%増(プロフォーマCERベースは4%増*)
一株当たり利益は93.9ペンス、AERベースで27%増、CERベースで23%増 調整後一株当たり利益は123.9ペンス、AERベースで4%増、CERベースで1%増
2019年度の業績および製品に関するハイライト
開発パイプラインに関するハイライト
2020年ガイダンス
分社化に向けた準備
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2019年度業績結果 |
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2019 | 成長率 | Q4 2019 | 成長率 | |||
£m | £% | CER% | £m | £% | CER% | |
売上 | 33,754 | 10 | 8 | 8,899 | 9 | 11 |
営業利益合計 | 6,961 | 27 | 23 | 1,902 | 22 | 29 |
一株当たり利益合計 | 93.9p | 27 | 23 | 26.2p | 6 | 12 |
調整後営業利益 | 8,972 | 3 | - | 1,852 | (16) | (11) |
調整後一株当たり利益 | 123.9p | 4 | 1 | 24.8p | (21) | (16) |
営業活動によるネットキャッシュ | 8,020 | (5) | 3,453 | (16) | ||
フリーキャッシュフロー | 5,073 | (11) | 2,533 | (22) |
全体の業績結果は11、26ページの「Financial performance」に、調整後業績結果の修正は21、22、35、36ページに記載されています。調整後の業績結果はIFRSに基づかない指標であり、IFRSに基づき提示されている情報に加えて検討する性質のものであり、それに代わるまたはそれより優れているものではありません。調整後業績結果は9ページに記載されており、£%、AER%成長率、CER%成長率、フリーキャッシュフローおよびその他のIFRSに基づかない指標の定義は60ページに記載されています。GSKは、10ページに記載された理由のみに基づいて、調整後結果ベースにガイダンスを提示しています。将来の業績や配当金の支払いに関する全ての見込み、ガイダンスや目標は、61、62ページにある「Outlook, assumptions and cautionary statements」と併せて読む必要があります。
* 報告AER、CER成長率には、ファイザーの前のコンシューマー・ヘルスケア事業の5カ月間の業績結果が含まれています。プロフォーマCER成長率は、ファイザーが報告している通りの同社のコンシューマー・ヘルスケア事業の5カ月間の業績結果と同等の結果が、2018年の比較期間に含まれているという前提に基づいて計算されています。ページ10の「プロフォーマ成長」を参照。
最高経営責任者のエマ・ウォルムズリーは次のように述べています。
「キャッシュ創出が堅調であったことも重なり、2019年の業績は売上および収益の伸びを伴い好調でした。さらに、開発パイプラインの強化、戦略実行力の向上、企業変革という点からも、GSKの長期的な優先事項である“イノベーション”、“パフォーマンス”、“トラスト”のすべてにおいて素晴らしい進捗がありました。
2020年も引き続きイノベーションがGSKの最優先事項であり、開発パイプラインを進展させ新薬を上市することを目指します。最近発表したデータは、研究開発や新薬への投資をさらに増やすという当社の決断に確信を持たせてくれます。同時に我々は、コンシューマー・ヘルスケア事業の統合を順調に進めるなどの業務執行に改めて力を入れるとともに、GSKの2社への分社化にむけた2年間のプログラムの開始など、将来に向けた準備を進めています。
これらは全て、今後の成長や大きな価値の創出、バイオ医薬品とコンシューマー・ヘルスケアの分野で新たにリーダーとなる2つの企業を確立させるためです。いずれの企業も何億もの人々の健康向上に役立つ可能性を秘めています」
2020年ガイダンス
以下に2020年度の収益予想を記載します。この内容には、主要な新製品の成長への期待に加え、GSKの2社への分社化に向けた新たなプログラムの実施とあわせて、新製品や研究開発パイプラインに引き続き投資を増やしていく2年計画が開始したことへの期待が反映されています。
2020年には、調整後一株当たり利益がCERベースで-1%~-4%の範囲で低下する見込みとなっています。このガイダンスでは、既に発表している内容を超えるさらに大きな売却や、コロナウイルスのアウトブレイクが事業に影響をおよぼす可能性は除外しています。
将来の業績や配当金の支払いに関する全ての見込み、ガイダンスや目標は、61、62ページにある「Outlook, assumptions and cautionary statements」と併せて読む必要があります。
2020年1月31日の終値(1.31ドル/1ポンド、1.19ユーロ/1ポンド、143円/1ポンド)の為替レートが2020年末まで続くと仮定した場合、2020年のスターリングでの売上高成長に対するマイナスの影響はおよそ3%と推定され、為替差損益が2019年と同じ水準とみなされた場合、2020年のスターリング調整後一株当たり利益成長に対するマイナスの影響はおよそ5%と推定されます。
プレスリリースの原文はhttps://www.gsk.com/media/5820/fy-2019-results-announcement.pdfを参照ください。