グラクソ・スミスクライン 2019年第3四半期業績発表
この資料は、英国グラクソ・スミスクラインplcが2019年10月30日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先されます。詳細は https://www.gsk.com をご参照下さい。
2019年10月30日 英国ロンドン発
グラクソ・スミスクライン 2019年第3四半期業績発表
売上高は94億ポンド、AERベースは16%増、CERベースで11%増(見積CERベースは6%増*)
一株当たり利益は31.4ペンス、AERベースで9%増、CERベースは1%減 調整後一株当たり利益は38.6ペンス、AERベースで9%増、CERベースで1%増
2019年第3四半期業績に関するハイライト
製品および開発パイプラインに関するハイライト
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2019年第3四半期業績結果 |
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Q3 2019 | 成長率 | 9か月 2019 | 成長率 | |||
£m | £% | CER% | £m | £% | CER% | |
売上 | 9,385 | 16 | 11 | 24,855 | 10 | 7 |
営業利益合計 | 2,147 | 12 | 3 | 5,059 | 29 | 20 |
一株当たり利益合計 | 31.4p | 9 | (1) | 67.7p | 38 | 28 |
調整後営業利益 | 2,786 | 10 | 3 | 7,120 | 9 | 3 |
調整後一株当たり利益 | 38.6p | 9 | 1 | 99.2p | 12 | 7 |
営業活動によるネットキャッシュ | 2,515 | 21 | 4,567 | 6 | ||
フリーキャッシュフロー | 1,939 | 25 | 2,474 | 4 |
全体の業績結果は11、24ページの「Financial performance」に、調整後業績結果の修正は20、21、34、35ページに記載されています。調整後の業績結果はIFRSに基づかない指標であり、IFRSに基づき提示されている情報に加えて検討する性質のものであり、それに代わるまたはそれより優れているものではありません。調整後業績結果は9ページに記載されており、£%、AER%成長率、CER%成長率、フリーキャッシュフローおよびその他のIFRSに基づかない指標の定義は58ページに記載されています。GSKは、10ページに記載された理由のみに基づいて、調整後結果ベースにガイダンスを提示しています。将来の業績や配当金の支払いに関する全ての見込み、ガイダンスや目標は、59、60ページにある「Outlook, assumptions and cautionary statements」と併せて読む必要があります。
* 報告AER、CER成長率には、ファイザーの前のコンシューマー・ヘルスケア事業の2カ月間の業績結果が含まれています。見積CER成長率は、ファイザーが報告している通りの同社のコンシューマー・ヘルスケア事業の2カ月間の業績結果と同等の結果が、2018年の比較期間に含まれているという前提に基づいて計算されています。ページ10の「見積成長」を参照。
最高経営責任者のエマ・ウォルムズリーは次のように述べています。
「3つ全ての主要事業において売上が伸びたことにより、GSKの業績は第3四半期もさらに成長し、今回、年間のEPSガイダンスを更新しました。私たちは今期、開発パイプラインの強化に引き続き取り組み、呼吸器領域、HIV領域、特にオンコロジー領域の価値ある資産を有し、そして極めて重要な臨床試験の良好な結果により、2019年末までには3つの革新的な薬の承認申請を行う予定です。加えて、ファイザー社とのコンシューマー・ヘルスケアの新たな合弁事業が完了したことにより、コンシューマー・ヘルスケア事業をけん引する新たな世界を作るという重要なマイルストーンを達成しました。」
2019年ガイダンス
GSKは2019年の調整後一株当たり利益がCERベースでほぼ横ばいになると予測しています。新たなガイダンスは2019年7月公表の調整後一株当たり利益がCERベースで3%~5%減との予測から引き上げとなっています。これは、9カ月の業績、研究開発と優先アセットへの投資増、2019年実効税率の低下(約17%)を反映したものです。
2019年の年間配当金については、現行の1株当たり80ペンスの水準を維持する見込みです。
将来の業績や配当金の支払いに関する全ての見込み、ガイダンスや目標は、59、60ページにある「Outlook, assumptions and cautionary statements」と併せて読む必要があります。
2019年10月25日の終値(1.28ドル/1ポンド、1.15ユーロ/1ポンド、139円/1ポンド)の為替レートが2019年末まで続くと仮定した場合、2019年のスターリングでの売上高成長に対するプラスの影響はおよそ2%と推定され、為替差損益が2018年と同じ水準とみなされた場合、2019年のスターリング調整後一株当たり利益成長に対するプラスの影響はおよそ4%と推定されます。
プレスリリースの原文はhttps://www.gsk.com/media/5735/q3-2019-results-announcement.pdfを参照ください。