グラクソ・スミスクライン 2019年第1四半期業績発表

この資料は、英国グラクソ・スミスクラインplcが2019年5月1日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先されます。詳細はhttps://www.gsk.comをご参照下さい。

2019年5月1日英国ロンドン発

グラクソ・スミスクライン 2019年第1四半期業績発表

第1四半期の売上は、77億ポンド、AERベースで6%増、CERベースで5%増
一株当たり利益は16.8ペンス、AERベースで50%増、CERベースで42%増
調整後一株当たり利益は30.1ペンス、AERベースで22%増、CERベースで18%増

2019年第1四半期業績概要

  • 医療用医薬品は42億ポンド、AERベースで4%増、CERベースで2%増。ワクチンは15億ポンド、AERベースで23%増、CERベースで20%増。コンシューマー・ヘルスケアは20億ポンド、AERベースは変化なし、CERベースで1%増。
  • グループ全体の営業利益率は18.6%。グループ全体の調整後営業利益率は28.2%、AERベースで1.6%増、CERベースで1.0%増(医療用医薬品は29.8%、ワクチンは40.3%、コンシューマー・ヘルスケアは21.7%)。堅調な売上の伸びとR&Dの時期ずれから利益がもたらされた。
  • 一株当たり利益合計は16.8ペンス、AERベースで50%増、CERベースで42%増。
  • 調整後一株当たり利益は30.1ペンス、AERベースで22%増、CERベースで18%増。堅調な事業業績、財務の継続的な効率化、少数株式の減少、および共同事業者への一時的利益による。
  • 事業からのネットキャッシュフローは6億6,300万ポンド。フリーキャッシュフローは1億6,500万ポンド。
  • 2019年第1四半期の配当は19ペンス。2019年通年では引き続き80ペンスの見込み。
  • 2019年ガイダンスを再確認した。

製品および開発パイプラインの進捗

  • HIV治療薬の総売上は11億ポンド、AERベースで7%増、CERベースで4%増。Julucaの売上7,000万ポンドを含む。
    • 治療歴のないHIV患者を対象とした、1日1回投与する初の2剤レジメンであるDovato(ドルテグラビル+ラミブジン)を米国で上市した。
    • HIV治療のための長期作用型カボテグラビル+リルピビリンの承認申請を米国で行った。
  • 呼吸器領域の新製品の総売上は6億3,100万ポンド、AERベースで29%増、CERベースで25%増。これにはTrelegyの売上8,700万ポンド、Nucalaの売上1億5,200万ポンドが含まれる。
  • Shingrixの売上は3億5,700万ポンド、米国で引き続き順調に上市が達成されていることによる。
  • 免疫オンコロジーパイプラインには以下の通り継続的な進捗がみられる:
    • Tesaro社の買収後、1月22日以降のZejulaの売上は4,200万ポンド。
    • 婦人科腫瘍学会(Society of Gynecologic Oncology Conference)で、進行性または再発性の子宮内膜がん患者を対象として抗PD-1抗体 dostarlimabの有効性を示すこととなった、GARNET試験の良好なデータを発表した。
    • 複数の治療困難ながんに対する新たな免疫療法となる可能性を持つM7824を共同開発し製品化することを目的とした、Merck KGaA社(ダルムシュタット、ドイツ)とのグローバル提携を完了した。
    • さらにbelantamab mafodotin(BCMA)によるDREAMM-1試験の良好なデータも発表し、Blood Cancer Journalで報告した。

 

2019年第1四半期業績結果

      Q1
2019
成長率
           £m  £% CER%
売上       7,661 6 5
営業利益合計       1,428
15 10
一株当たり利益合計  

 

 

16.8p 50 42
調整後営業利益  

 

 

2,163 12 9
調整後一株当たり利益  

 

 

30.1p 22 18
営業活動によるネットキャッシュ  

 

  663 (23)  
フリーキャッシュフロー  

 

  165 (50)  

全体の業績結果は9ページの「財務実績」に、調整後業績結果の修正は18および19ページに記載されています。調整後の業績結果はIFRSに基づかない指標であり、IFRSに基づき提示されている情報に加えて検討する性質のものであり、それに代わるまたはそれより優れているものではありません。調整後業績結果については7ページに、£%またはAER%成長率、CER%成長率、フリーキャッシュフローおよびその他のIFRに基づかない指標については36ページに定義されています。GSKでは、8ページに定めた理由から調整後業績結果ベースでのみガイダンスを提供しています。将来の業績や配当に関する予想、ガイダンス、および目標については全て、36および37ページにある「将来予測、前提条件、および注意事項」と併せて読む必要があります。

最高経営責任者のエマ・ウォルムズリーは次のように述べています。
「GSKにとって重大な実行の年となる2019年は、第1四半期における売上、営業利益率、および一株当たり利益の伸びもあったことから、期待通り堅調なスタートを切りました。パイプラインの強化は引き続き当社の最優先事項であり、本四半期の間にもHIV領域およびオンコロジー領域においていくつかの新薬候補に関する良好なデータが報告されました。加えて、新たに提案されたコンシューマー・ヘルスケア事業の統合計画が順調に進んでいるとご報告できることを喜ばしく思います。私達は、適切な承認が得られることを条件として、下半期にこの取引を完了することを引き続き望んでいます。本四半期の進展を足がかりとしたこの先の展開が楽しみです」

2019年ガイダンス
2019年には、調整後一株当たり利益予想はCERベースで-5%から-9%の範囲に低下すると引き続き見込んでいます。このガイダンスでは、先頃米国で「アドエア」の代用可能なジェネリック競合品が承認されたことに加えTesaro社の買収で予想される影響を反映するとともに、2019年末までに完了するコンシューマー・ヘルスケアの栄養補助製品事業の売却案と、2019年下半期に完了する予定のファイザー社とのコンシュー マー・ヘルスケア合弁会社案を想定しています。

2019年の配当は一株当たり80ペンスという現行レベルを維持する見込みです。

将来の業績や配当に関する予想、ガイダンス、および目標については全て、36ページにある「将来予測、前提条件、および注意事項」と併せて読む必要があります。

2019年末まで為替レートが2019年3月31日の最終為替レート(1.31ドル/1ポンド、1.17ユーロ/1ポンド、145円/1ポンド)のままであるとすれば、ポンドに換算した2019年の売上成長率に与えるマイナスの影響はおよそ1%と予想されます。もし為替差損益が2018年と同レベルであるとみなした場合は、ポンドに換算した2019年調整後一株当たり利益成長率に与える影響はごくわずかであると思われます。

<参考>

CERベースおよびAERベース:
プレスリリースに記載されているCERベースは、恒常為替レートで業績をポンド換算する為替レートが前年同期と同じと仮定した場合の伸び率を表わし、£%または AER%は、実際の為替レートでの伸び率を表します。

*2019年第1四半期業績プレスリリース原文:
https://www.gsk.com/media/5550/q1-2019-results-announcement.pdf