呼吸器・免疫

私たちは、数十年にわたる先駆的な研究に基づいて、呼吸器の科学の最前線を押し進め、免疫系の科学を活用して、アンメットニーズのある領域での患者さんの転帰を改善することを目指しています。

呼吸器・免疫
Lupus science image

免疫学の専門知識は呼吸器疾患にも及んでおり、喘息などの好酸球が関与する疾患の研究を25年以上にわたってリードしています。
また、先駆的な呼吸器治療薬を開発・製造し、世界中の呼吸器疾患患者さんをサポートしています。

私たちのフォーカスエリア

好酸球に起因する疾患

GSKは50年以上にわたり、呼吸器領域における研究をリードし、医薬品を開発し、世界中の人々が呼吸しやすくなるよう支援してきました。今日、GSKは呼吸器領域における豊富な経験と免疫学の研究を融合させ、好酸球による疾患の研究に取り組んでいます。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)、好酸球増多症候群、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎などの好酸球性疾患は、白血球の一種である好酸球の過剰産生に関連する炎症性疾患で、その結果、炎症が生じ、臓器や組織に永続的な損傷を与える可能性があります。

私たちは、血液中の好酸球の数を減らして炎症を抑える治療法を開発し、さまざまな疾患にどのように役立つかを理解するための研究を進めています。

全身性エリテマトーデス(SLE)

慢性の自己免疫疾患である全身性エリテマトーデス(SLE)と、SLEに合併して生じる腎臓の炎症であるループス腎炎は、Bリンパ球刺激因子(BLyS)と呼ばれるタンパク質が根本的な原因であるという点で共通しています。私たちは、SLEとその関連疾患の進行におけるBLySとB細胞経路の役割についての科学的理解を深め、この新しいアプローチによってSLEとループス腎炎をコントロールすることができる先駆的な治療法の開発と普及を続けています。

神経免疫学

ヒトの遺伝学と免疫系の科学に焦点を当てることで、神経変性疾患の患者さんに対する治療法の可能性を見出すことができました。

2021年7月、私たちはAlectorと提携し、前頭側頭型認知症(FTD)、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン病、アルツハイマー病などの神経変性疾患に対する2つの治療薬を開発することを発表しました。両薬剤は、脳内の免疫活性を制御するプログラヌリンのレベルを上げるように設計されています。このパートナーシップは、アレクターの免疫神経学の専門知識と、当社の研究開発における免疫系の科学、ヒト遺伝学、医薬品開発能力を融合させたものです。