今市工場~適切な品質の医薬品を確実にお届けする

今市工場

日本における唯一の生産拠点

今市工場はGSKの日本における唯一の生産拠点で、待っている患者さんや人々のために、製品の適切な品質を確保し、タイムリーに市場に供給する責務があります。工場は、豊かな自然と東照宮など2社1寺が世界遺産に登録されていることで有名な栃木県日光市にあります。日光国立公園に隣接した28万m2の広大な敷地の中、1973年に操業を開始しました。今市で製造包装された製品は、品質試験を受け合格したものだけが埼玉県加須市と兵庫県三田市にある物流センターに搬入され、その後医療機関などを通じ患者さんへ届けられます。このように今市工場と物流センターはGSKグループの生産供給組織の主要な一翼を担っています。私たちは、GSKのグローバルネットワークの中で日本市場の声を代表する存在です。

ムダのないスマートな生産体制

今市工場では製造、検査、包装を含む、全ての生産工程において、安定的な生産を実現するため、高度な設備機器やテクノロジーを駆使し、自働化、システム化された生産工程を取り入れています。工場では、全活動において安全は付加価値を高めるものと位置づけています。安全な環境のもと、品質を作りこみ、競争力のある品質の製品を日本市場に供給しています。必要とされる製品を必要な時に患者さんにお届けするため、サプライチェーンで業務に携わる一人ひとりが高い志を持ち、力を合わせ、安定供給に努めています。またGSK生産システム(GPS)と呼ばれる効率的かつ効果的な業務の行い方を展開し、継続的な改善を通じてムダのないスマートな工場の実現へ歩みを進めています。

今市工場

品質は社員一人ひとりから

医薬品の生産には、高度な製造管理と徹底した品質管理が求められます。製造管理および品質管理に関する業界基準であるGMP(Good Manufacturing Practice:医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準)に適合する必要があります。今市工場では、サイエンス、テクノロジーを活用しながら、原料や資材、中間製品、最終製品については新しい分析手法を利用し、徹底した品質検査を行っています。
社員全員が品質に対する厳しい目を持つことの重要性を理解して、遂行する事を決意しています。研修プログラムによる能力開発や技術面の投資を行うことで、原材料から物流センターに運ばれる最終製品にいたるまで、日本の患者さんや人々に必要とされる品質の製品を生産することを確かなものにしています。

 

働く仲間たちの多様性

私たちは個々の持つ強みや視点、多種多様な個性とバックグラウンドを結集し、組織としての成長を目指しています。また、より速くしなやかに動けるよう、スタッフ1人ひとりの声が届きやすいフラットな組織づくりを通して、会話、相談、ディスカッションが自然と生まれる社内カルチャーを推進しています。

今市工場

地域社会からの信頼を大切に

GSKでは、事業活動のすべてに環境への配慮と社員の健康と安全のリスクを管理することを求めるEHS(Environment Health and Safety)プログラムがあります。サステナビリティの一環として、廃棄物やエネルギー、水の消費量削減など数値目標をたてた環境対策に取り組んでいます。同時に社員の健康管理や安全な作業推進を図っています。
GSKでは地域ボランティア活動のために、世界中の社員が毎年1日の有給休暇を取得することができるOrange Day(オレンジデー)を設けています。社員は制度を活用し、日光市を中心に足尾銅山での植林活動や公共施設の支援活動など多岐にわたりボランティア活動を行っています。

これに加え、GSK Orange Unitedホッケーチームを通して、地元の学校でホッケーを教える活動を行っています。オリンピックや国体に栃木県からより多くのホッケー選手を輩出できるよう、選手の能力を高めることを支援しています。また社内や地域において、心身の健康をサポートする活動なども行っています。
これらすべての地域貢献活動が地域社会との絆を深め、GSKへの信頼を築いています。