Q. 入社されてからの仕事のキャリアを教えてください。
薬学研究で大学院を修了後、GSKに入社。研究所薬理研究部に配属され、呼吸器疾患領域を担当しました。古典的な薬効薬理研究から新たな試みまで、さまざまな経験を積み重ねながら研究に没頭する研究者としての毎日でした。その一方で、予算やスケジュール管理など、企業人としてマネジメント力を磨くことの大切さも学びました。日本での研究活動が終了となり、次の配属となったマーケティング部でも、引き続き呼吸器疾患領域を担当しました。私たちがつくる医薬品が患者さんに届く直前まで、製薬会社にはさまざまな活動があることを学びました。
そして、研究とマーケティング、両者の経験が活かせる可能性を感じ、新設されたメディカル・アフェアーズ部門に異動しました。現在は市販後臨床試験の計画や実施、創出したエビデンスの活用など、疾患および私たちの医薬品の重要性を適切に伝える活動に従事しています。
Q. 現在の仕事のやりがいはどんなところにありますか。
GSKは、医療関係者との交流を、「サイエンスを以って行う」という方針を強く打ち出しています。ですから、科学的アプローチにより、その最前線を担うメディカル・アフェアーズの活動には大きな使命とやりがいがあり、常に最善の活動ができるよう取り組んでいます。「呼吸器疾患領域」は、最初は自分の意志で選んだものではありませんでしたが、その後さまざまなキャリアをこの領域で積み続ける中で私の強みとなり、現在は運命を感じています。
Q.「グローバル企業で働いていること」を実感する瞬間はどんなときですか。
呼吸器疾患領域では、「適切な患者さんへ適切な医薬品をお届けする」ための考えがグローバルの視点で練られ、グローバルで一貫した活動が展開されます。日本のニーズを本社に伝え、グローバル・スタディとして大規模なエビデンスが創出される可能性がある一方、それを用いた活動は日本だけでなく各国の規制も含めて最適なタイミングが測られています。
Q. これからどのように自分を成長させていきたいと思いますか。
GSKは、今後も呼吸器領域で患者さんのための薬剤を継続して開発していく方向性を示しています。私も、呼吸器疾患領域の活動に携わり続け、よりよい医薬品がさらに適切な形で患者さんの手元に届くことを目指して、自分の中に蓄積されていく経験をさらに活用していきたいと考えています。グローバル企業であるからこその強みを最大限活かして、日本の医療現場に貢献できるよう取り組んでいきます。
※掲載内容はすべて取材当時のものです。
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