患者団体向け勉強会「J-PALSアカデミー」患者団体がオンラインを活用し、継続して活動できるよう支援

グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ポール・リレット、以下GSK)は2016年から毎年開催している患者団体向け勉強会「J-PALS(Japan Patient Advocacy Leaders Summit)アカデミー」を、今年は「オンラインツールを活用した活動」をテーマに開催します。
コロナ禍で対面での活動が制限される中にあっても、患者団体がオンラインツールを活用し活動を継続できるようになることを目的に、オンラインでコミュニケーションを取る際のヒント、参加者が話しやすいオンラインイベントの作り方などを学ぶ機会を提供します。

患者団体の活動は、対面形式での啓発イベント、患者さんどうしの交流会や医師を招いての講演会などが多く、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、これらの活動の多くが中止や延期、規模縮小に追い込まれています。いくつかの団体は既にオンラインを活用し活動を再開しているようですが、まだまだ課題は多いようです。

そこでGSKでは、患者団体がオンラインツールを上手く活用し、今後も継続して活動できるような学びの場、また疾患に関わらず患者団体どうしが交流しネットワークを構築できる場として、今年は開催形式も内容も「オンライン」に特化したJ-PALSアカデミーを開催することにいたしました。
患者団体の継続的な活動の支援を通じて、コロナ禍でさまざまな不安を抱えて病と共に生きる患者さんを支援し、またこれまで話す機会が限られていた遠方に住む患者さんとの交流機会を増やすとともに、より多くの患者さんのオンラインツール活用へのハードルを下げることへの貢献を目指します。

●2020年「J-PALSアカデミー」(いずれも、オンラインセミナー形式)の実施概要

  • テーマ:対話における“聴く力・汲み取る力”を高めよう
        ~オンラインでのコミュニケーションに役立つヒント~
    日時:
    2020年11月14日(土)13:00~15:30
    講師:田中 千尋 さん(一般社団法人 日本NLP能力開発協会)

  • テーマ:参加者にとって居心地の良いオンラインイベントとは?
        ~オンラインイベントのプログラム作りや進め方のヒントを学ぼう~
    日時:
    2020年11月28日(土)13:00~15:30
    講師:田幡 祐斤さん(株式会社ミミクリデザイン ディレクター)

J-PALSとは
J-PALS(Japan Patient Advocacy Leaders Summit:患者団体代表者サミット)は、患者団体を対象とした“学びとネットワーク構築の場”です。 2002年に米国GSKで開催されたPALS(Patient Advocacy Leaders Summit)にならい、日本では2006年より、J-PALSとして開催しています。
J-PALSは、さまざまな疾患の患者団体が疾患や団体の枠を越えて、ペイシェント・アドボカシーに関するテーマのもと、団体同士およびさまざまな分野の専門家と交流し、患者団体活動に必要な情報を共有し学び、建設的な対話を通じてネットワークを構築する場として活用し、また学んだことを各団体の活動に役立てていただくことを目指しています。

J-PALSアカデミーとは
2006年より毎年開催していたJ-PALS(Japan Patient Advocacy Summit)に加え、2016年から新たに開催している患者団体向けの勉強会です。患者団体の運営に関する知識やノウハウを学ぶ「団体運営」と、病と共に生きる患者さんの支援に役立つ「治療と生活」の2つのテーマを掲げ、専門家からの講義に加え、ワークショップやロールプレイングなど参加型のプログラムを取り入れた、より実践的な学びの場を目指しています。これまでの活動実績など、詳細は以下をご参照ください。
https://jp.gsk.com/jp/responsibility/our-support/about-j-pals/

GSKは、より多くの人々に「生きる喜びを、もっと」を届けることを存在意義とする科学に根差したグローバルヘルスケアカンパニーです。詳細情報は https://jp.gsk.com/ をご参照ください。