グラクソ・スミスクライン 2019年第2四半期業績発表

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この資料は、英国グラクソ・スミスクラインplcが2019年7月24日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先されます。詳細はhttps://www.gsk.comをご参照下さい。

2019年7月24日英国ロンドン発

グラクソ・スミスクライン 2019年第2四半期業績発表

第2四半期は増収増益を達成
一株当たり利益は19.5ペンス、AERベースで100%超増、CERベースで100%超増
調整後一株当たり利益は30.5ペンス、AERベースで9%増、CERベースで4%増

2019年第2四半期業績と製品に関するハイライト

  • グループ全体の売上高は78億ポンド、AERベースは7%増、CERベースで5%増。うち、医療用医薬品は43億ポンド、AERベースで2%増、CERベースで1%減。ワクチンは16億ポンド、AERベースで26%増、CERベースで23%増。コンシューマー・ヘルスケアは19億ポンド、AERベースで5%増、CERベースで4%増。
  • シングリックスの売上高は、米国での継続的な販売好調がけん引し、3億8,600万ポンド。
  • 呼吸器領域製品の総売上高は7億5,200万ポンド、AERベースで16%増、CERベースで12%増。うち、テリルジー エリプタが1億2,000万ポンド、AERベースで100%超増、CERベースで100%超増。ヌーカラは1億9,500万ポンド、AERベースで38%増、CERベースで33%増。
  • HIV治療薬の総売上高は12億ポンド、AERベースで2%増、CERベースで2%減。テビケイとトリーメクの売上高は10億ポンド、AERベースで3%減、CERベースで6%減。ジャルカとDovatoの売上高は8,900万ポンド。
  • グループ全体の営業利益率は19.0%。
  • グループ全体の調整後営業利益率は27.8%(医療用医薬品は29.2%、ワクチンは38.6%、コンシューマー・ヘルスケアは20.4%)、AERベースで1.0%減、CERベースで1.4%減。研究開発投資がAERベースで20%、CERベースで16%増加したことが影響。
  • 一株当たりの利益合計は、19.5ペンス、AERベースで100%超増、CERベースで100%超増。4半期ごとのHIVの事業再評価による経費の減少、および2018年第2四半期におけるコンシューマー・ヘルスケア事業の買収に伴うプットオプション料が発生しなかったことを反映。
  • 調整後一株当たり利益は30.5ペンス、AERベースで9%増、CERベースで4%増。営業実績および未決であった税金問題の解消を反映。
  • 第2四半期の営業活動によるネットキャッシュフローは14億ポンド。フリーキャッシュフローは4億ポンド。
  • 2019年第2四半期の配当は19ペンス。2019年の年間配当は引き続き80ペンスの見込み。
  • 2019年調整後一株当たり利益ガイダンスはCERベースで5%~9%減の予測から3%~5%減と引き上げられる見込み。

開発パイプラインの進捗

  • オンコロジー領域
    • 卵巣がんに対するファーストラインの維持療法として、バイオマーカーの状態にかかわらずZejulaを用いたPRIMA試験の良好な結果を発表。最終結果は今後、学会にて発表予定。
    • QUADRA試験の結果に伴い、FDAが後期卵巣がん治療薬Zejulaを優先審査品目として申請受理。
    • ドイツのダルムシュタットに本拠地を置くMerck KGaA社と提携しているBintrafusp alfa (M7824)が、胆道がんにおける主要第3相試験へ進行。
    • 固形腫瘍におけるICOSの第2相試験の良好な結果を今後の学会にて発表予定。
  • HIV領域
    • 2剤併用レジメンDovato(ドルテグラビル+ラミブジン)が、欧州にて治療歴のないHIV患者に対する治療薬として承認取得。
    • Dovatoと3剤併用レジメン療法を比較したGEMINI試験の96週間追跡データの良好な結果、および、治療歴のあるHIV患者に対するDovatoへの切り替え後の有効性を評価したTANGO試験の良好な結果をIASにて発表。
    • ATLAS試験のカボテグラビルとリルピビリン2剤併用レジメンの8週間1回投与に関する結果は第3四半期に得られる予定。
  • 呼吸器領域
    • ヌーカラが、米国にて重症喘息の適応に対する、在宅自己投与の承認を新たに取得。
    • CAPTAIN試験において、テリルジー エリプタの気管支喘息に対する良好な結果。
  • ワクチン
    • 中国にて、シングリックスが50歳以上の成人に対する帯状疱疹予防ワクチンとして承認を取得。
  • Otilimab (anti-GM-CSF)の関節リウマチに対する第3相試験を開始。
  • 2019年下半期に、主要6品目を規制当局へ承認申請予定: Zejula(卵巣がんのファーストライン維持療法)、belantamab mafodotin(多発性骨髄腫)、dostarlimab(子宮内膜がん)、テリルジー エリプタ(気管支喘息)、fostemsavir(HIV)、daprodustat(腎性貧血/日本)。

 

2019年第2四半期業績結果

  Q2
2019
成長率 H1
2019
成長率
   £m £% CER%  £m £% CER%
売上 7,809 7 5 15,470 6 5
営業利益合計 1,484 90

80

2,912 44 37
一株当たり利益合計 19.5p

>100

>100

36.3p 80 70
調整後営業利益 2,171

3

(1)

4,334 8 4
調整後一株当たり利益 30.5p

9

 4

60.6p 15 11
営業活動によるネットキャッシュ 1,389

2

  2,052 (8)  
フリーキャッシュフロー 370

(25)

  535 (35)  

全体の業績結果は11,24ページの「Financial performance」に、調整後業績結果の修正は20、21、33、34ページに記載されています。調整後の業績結果はIFRSに基づかない指標であり、IFRSに基づき提示されている情報に加えて検討する性質のものであり、それに代わるまたはそれより優れているものではありません。調整後業績結果は9ページに記載されており、£%、AER%成長率、CER%成長率、フリーキャッシュフローおよびその他のIFRSに基づかない指標の定義は61ページに記載されています。GSKは、10ページに記載された理由のみに基づいて、調整後結果ベースのガイダンスを提示しています。将来の業績や配当金の支払いに関する全ての見込み、ガイダンスや目標は、61、62ページにある「Outlook, assumptions and cautionary statements」と併せて読む必要があります。

最高経営責任者のエマ・ウォルムズリーは次のように述べています。
「アドエアの特許期間が満了したものの、GSKの業績は第2四半期も引き続き好調に推移し、今回、年間の見通しを引き上げ、2019年のガイダンスについても更新しました。 私たちは引き続き、研究開発パイプラインの強化、および新製品の上市の達成に注力していきます。今年発表された各臨床試験の良好な結果は、オンコロジー領域、HIV領域、そして呼吸器領域において重要な新たな機会を創出し、2019年後半にはさらなる重要な結果が得られる予定です。加えて、まもなくファイザー社との合弁事業が完了することに伴って、医療用医薬品/ワクチン事業とコンシューマー・ヘルスケア事業という2つの素晴らしい事業基盤が設立されることに期待をしています。」

2019年ガイダンス
GSKは2019年の調整後一株当たり利益がCERベースで3%~5%減の範囲となると予測しています。新たなガイダンスは2019年2月公表の調整後一株当たり利益がCERベースで5%~9%減との予測から引き上げとなっています。これは、2019年第一四半期の業績改善、支払利息の減少、および関連会社の税引後利益へ一過性の利益を反映したものです。

2019年の年間配当金については、現行の1株当たり80ペンスの水準を維持する見込みです。

将来の業績や配当金の支払いに関する全ての見込みは、61ページにある「Outlook, assumptions and cautionary statements」と併せて読む必要があります。

2019年6月30日の終値 (1.27ドル/1ポンド、1.12ユーロ/1ポンド、137円/1ポンド)で為替レートが維持された場合、2019年のスターリング・ターンオーバーの成長に対するプラスの影響はおよそ2%と推定され、為替差損益が2018年と同じ水準とみなされた場合、2019年のスターリング調整後一株当たり利益成長に対するプラスの影響はおよそ4%と推定されます。

プレスリリースの原文はhttps://www.gsk.com/media/5663/q2-2019-results-announcement.pdfを参照ください。