Aspen社との日本における戦略的提携について

英 グラクソ・スミスクライン・グループ(以下GSK)は、Aspen社との新たな戦略的提携を発表いたしました。Aspen社はこれにより、アスペンジャパン株式会社(以下:アスペンジャパン)を新設し、日本市場に参入いたします。両社は新会社に対し製品と資金を提供します。この提携によりGSKは同社の成熟した製品ポートフォリオの最大化を図ることができ、オーソライズドジェネリック医薬品を日本市場に導入することが可能となります。

本提携の結果、GSKは「オーグメンチン」を含むいくつかの長期収載品の販売権をAspen社に移管します。これらの製品はGSKの日本の事業においては主力製品には属さず、2013年の売上高は約20億円 (£13 million)でした。これらの製品をGSKの製品ポートフォリオからAspen社に移管することで、GSKは主力の治療領域である呼吸器領域、ニューロサイエンス領域ならびに皮膚科領域等において新製品を上市し、より多くの患者さんに届けることに注力することが可能となります。

GSKは更にいくつかの製品について、独占的販売期間を経過した後にその権利をアスペンジャパンに移管し、同社がオーソライズドジェネリック医薬品として発売します。オーソライズドジェネリック医薬品とは、承認されている処方薬を同一ブランドでジェネリックとしてアスペンジャパンのプライベートラベルで販売することです。日本政府は、市場におけるジェネリック医薬品のシェアを成長させるための施策を講じており、ジェネリック医薬品事業は成長の機会が見込まれます。

グラクソ・スミスクライン株式会社の社長フィリップ・フォシェは以下の通り述べています。「この提携は製品ポートフォリオを最適化するための当社の柔軟な戦略を示すものです。GSKはAspen社と長年にわたり、世界的な関係を構築しており、この提携において同社が最適なパートナーであることを確信しています。これによりGSKは新製品の治療薬を世に届けることに注力していきます。また、この提携にオーソライズドジェネリック医薬品を含めることが医薬品アクセスの向上という目標を掲げている日本政府の方針を支持するものであることも重要であると考えています。」

新会社には初期投資として25億円(約£14 million)の出資が行われます。このうち、GSKは新会社の株式の25%に該当する6億1千万円(£3.5 million)を出資します。GSKは株式保有比率に応じて利益の分配を受け、アスペンジャパンの取締役会に取締役を派遣します。本提携は規制当局による必要な許認可を得た上で、2015年末までに完了することが期待されています。

GSKが保有するAspen社の株式は12.4%で、この提携による変更ありません。

 

グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。


Aspen社について
Aspen社はグローバルに活動するブランドジェネリック医薬品、ジェネリック医薬品、乳児用栄養乳製品およびコンシューマーヘルスケア製品の供給会社で、複数の地域で事業展開を行っています。Aspen社は南アフリカ共和国の証券取引所(JSE Limited)に上場している医薬品会社としては最大の会社で有ると同時に、同証券取引所上場企業の上位20社にも入っています。また、豪州においては最大のジェネリック医薬品会社です。6つの大陸に18の事業所、26の生産拠点を持ち、約10,000名の社員が働いています。たいへん幅広い製品群を有し、人々が人生の様々なステージで経験する可能性がある急性並びに慢性疾患に対する治療薬を提供し、これらの製品のベネフィットを受ける患者さんは150カ国に及び、その数は増え続けています。

オーソライズドジェネリック医薬品について:
オーソライズドジェネリック医薬品とは、先発医薬品メーカーの許諾を得た上で、先発医薬品と全く同じ医薬品を別の会社が先発品と同じブランドで、ジェネリック医薬品として発売すること。先発メーカーは自社のオーソライズドジェネリック医薬品を自身で販売する事は認められておらず、独立した組織を通じて販売しなくてはなりません。