GSK、Access to Medicine Indexで8回連続1位を獲得

この資料は、英国GSK plcが2022年11月15日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先されます。詳細はhttps://www.gsk.comをご参照ください。

<2022年11月15日 英国ロンドン発>

GSK、Access to Medicine Indexで8回連続1位を獲得

  • 低所得国における保健システム強化とアクセスイニシアチブを支援するため、今後10年間で1億ポンドの投資を行うことを発表

11月15日に発表された2022年のAccess to Medicine Index(ATMI)で、GSK(本社:英国)は1位を獲得しました。ATMIは独立した評価を行い、投資家に支持されているインデックスであり、世界の大手製薬企業20社を対象に108の低所得国において、83の負荷が高く優先度の高い疾患に関して、各企業の医薬品アクセス向上に向けた取り組みを評価しています。

GSKの最高経営責任者であるエマ・ウォルムズリーは次のように述べています。
「Access to Medicine Index(ATMI)において8回連続で1位を獲得したことを嬉しく思います。これは、低所得国において、ともに病気を乗り越え、医薬品やワクチンへのアクセスを改善する私たちの取り組みが評価されたと考えています。ともに歩んできたすべてのパートナーの支援に感謝したいと思います。私たちは、グローバルヘルスに影響を及ぼす優先度の高い疾患を対象とした業界最大の研究開発パイプラインを有しており、今後10年間にわたりグローバルヘルスの研究開発に10億ポンドの投資を実施いたします。また、私たちは11月15日に、低所得国におけるより強固な保健システムとアクセスの構築を支援するために、今後10年間でさらに1億ポンドを追加投資することを発表しました。」

この報告書では、以下の点を含め、低所得国の患者に変革をもたらす医薬品やワクチンを届けることを可能にするものとしてGSKおよびヴィーブヘルスケアのアクセスイニシアチブが特に高く評価されました。

  • ヴィーブヘルスケアとMedicines Patent Pool(MPP)が、パンデミック時以外に、低所得国やサハラ以南のアフリカにおけるHIV曝露前予防内服(PrEP)のためのカボテグラビル持効性(LA)注射剤へのアクセスを可能にする、これまでで最も迅速な自発的ライセンス契約に署名しました。
  • 新たな専門組織であるGlobal Health Groupは、低中所得国において必要とされる医薬品やワクチンのパイプラインでの開発促進とそれらへのアクセス向上を目的とした非営利グループです。
  • GaviおよびUNICEFと、マラリアワクチンMosquirix(RTS,S/AS01)を供給するための契約を締結しました。Mosquirix(RTS,S/AS01)は、感染流行国での小児用定期接種ワクチンとして、WHOより事前認定を取得した世界初かつ唯一のマラリアワクチンです。

GSKは今年6月、低所得国に甚大な影響を及ぼす感染症に特化した研究開発を加速させるため、10年間で10億ポンドの研究開発投資を行うことを発表しました。また11月15日に、同社はこのコミットメントに基づいて、低所得国における保健システム強化とアクセスの構築を支援するために、今後10年間で1億ポンドの追加投資を行うことを発表しました。この新たな投資により、保健システムを強化し、私たちのイノベーションを最も必要としている患者さんに確実に行き渡るようにするためのパートナーシップを通じて、低所得国の十分なサービスを受けていない人々における健康面の不平等を低減する、という私たちの目標の実現を目指します。

Access to Medicine Indexについて
Access to Medicine Indexは、世界の大手製薬企業20社を対象として、医薬品アクセス向上の改善に向けた企業の取り組みに基づき、ランキングしたものです。ATMIは独立した評価を行い、投資家に支持されているインデックスであり、108の低中所得国において、83の疾患、症状、病原体に関して、各企業の医薬品アクセス向上に向けた取り組みを評価しています。
このIndexは医薬品業界の変革を推進するツールです。国連の持続可能な開発目標3「全ての人に健康と福祉を」を支援し、ベストプラクティスを特定、進捗状況を追跡し、貧困層の医療へのアクセスを改善するために重要な行動が必要な箇所を示します。このIndexは、Access to Medicine Foundation(医薬品アクセス財団)が2年ごとに公表しています。

GSKは、サイエンス、テクノロジー、人財を結集し、力を合わせて病に先手を打つことを存在意義とするバイオ医薬品のグローバルリーダーです。詳細情報はhttps://jp.gsk.com/をご参照ください。