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グラクソ・スミスクライン 2022年第1四半期業績発表

この資料は、英国グラクソ・スミスクラインplcが2022年4月27日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先されます。詳細はhttps://www.gsk.comをご参照ください。

<2022年4月27日 英国ロンドン発>

グラクソ・スミスクライン 2022年第1四半期業績発表
売上高は98億ポンド、AERベースで32%増、CERベースで32%増

  • 一株当たり利益は35.9ペンス、AERベースで67%増、CERベースで66%増
  • 調整後一株当たり利益は32.8ペンス、AERベースで43%増、CERベースで43%増

ハイライト

バイオファーマとコンシューマー・ヘルスケアの売上が好調に推移
  • バイオファーマは71億ポンド、AERベースで40%増、CERベースで40%増(COVID-19ソリューションを除くと、AERベースで14%増、CERベースで15%増)
    • スペシャリティ領域は31億ポンド、AERベースで98%増、CERベースで97%増。HIV領域はAERベースで15%増、CERベースで14%増。オンコロジー領域はAERベースで15%増、CERベースで15%増、免疫炎症領域、呼吸器領域などはAERベースで18%増、CERベースで18%増、COVID-19ソリューション(ゼビュディ)の売上高は13億ポンド
    • ワクチンは17億ポンド、AERベースで36%増、CERベースで36%増(シングリックスは69.8千万ポンド、AERベースで100%以上増,CERベースで100%以上増)
    • ジェネラル医薬品は23億ポンド、AERベースで2%増、CERベースで3%増
  • コンシューマー・ヘルスケアは26億ポンド、AERベースで14%増、CERベースで14%増
  • 売上高の好調な伸びは、2021年の第1四半期との比較であることも寄与
研究開発でも引き続き成果を挙げるとともにパイプラインを強化
  • 米国食品医薬品局(FDA)の承認取得:ウイルス学的抑制が得られている青年期HIV感染患者に対するCabenuvaの治療。小児HIV治療におけるTriumeq分散錠単剤による治療レジメン
  • ダプロデュスタット(慢性腎臓病に伴う貧血治療薬)の承認申請を米国FDAが受理(審査終了目標日[PDUFA(Prescription Drug User Fee Act)action date]2023年2月1日)
  • ベンリスタの中国における成人の活動性ループス腎炎治療薬としての承認取得
  • サノフィ社・GSK共同開発のCOVID-19ワクチン(Vidprevtyn)のEU規制当局による承認申請受理、およびメディカゴ社・GSK共同開発のCOVID-19ワクチン(Covifenz)のカナダ規制当局からの承認取得
  • 提案中のSierra Oncology社の買収により、スペシャリティ領域の後期開発パイプラインを強化。Momelotinibは貧血を伴う骨髄線維症患者の高いアンメット・メディカル・ニーズに対応できる可能性がある
  • 今後9カ月以内にマイルストーン達成を迎える予定の複数の有望なパイプラインには、第III相試験結果の入手を予定している高齢者を対象としたRSVワクチンおよび髄膜炎(MenABCWY)ワクチン候補、BlenrepJemperliおよびotilimab、並びに第IIb相試験結果の入手を予定しているbepirovirsenを含む
コスト管理が営業利益率の改善と32.8ペンスの調整後一株当たり利益に寄与
  • グループ全体の営業利益率は28.6%。一株当たり利益は35.9ペンス、AERベースで67%増、CERベースで66%増
  • グループ全体の調整後営業利益率は26.7%。調整後一株当たり利益は32.8ペンス、AERベースで43%増、CERベースで43%増。これには、2022年第1四半期のCOVID-19ソリューションの成長に対する寄与が含まれる(AERで約15%増、CERで約15%増)
  • 2022年第1四半期の事業からのキャッシュフローは28億ポンド。2022年第1四半期のフリーキャッシュフローは17億ポンド
Haleonの分離は順調に進捗し、コンシューマー・ヘルスケア領域の新たなリーディングカンパニーとして、2022年7月に上場予定
  • 2022年第1四半期に設定された新たな成長見通しでは、CERベースで本業による年間収益成長率は4~6%、調整後営業利益率は中期的に持続的かつ緩やかな拡大を見込む
2022年の指針の再確認
  • GSKは2022年に関してCERベースで5%から7%の売上成長を達成し、CERベースで12%から14%の調整後営業利益成長を達成すると予想
  • 2022年の指針には、COVID-19ソリューション関連からの収益の影響は含まない
  • 2022年第1四半期の配当は一株当たり14ペンス

GSK最高経営責任者のエマ・ウォルムズリーは次のように述べています。
「コンシューマー・ヘルスケア事業を分離し、持続的成長の新たなフェーズを迎えるGSKにとって、節目となる本年の第1四半期は力強い業績を示すことができました。このたびの当社の業績は、シングリックスの売上高が再び大幅に増加したことや、パイプラインの進展が続いていることなど、スペシャリティ領域とワクチンにおける上昇基調を反映したものです。コンシューマー・ヘルスケア事業も引き続き非常に好調で、7月に予定されているHaleonへの分離を前に、同事業の大きな可能性を示しています。」


合計の業績結果は、2ページ目に要約するとともに英語プレスリリース7ページの「Financial performance」に記載されており、調整後業績結果の修正は15ページに記載されています。調整後の業績結果は、IFRSに基づかない指標であり、IFRSに基づき提示されている情報に加えて検討する性質のものであり、それに代わるまたはそれより優れているものではありません。調整後業績結果は20ページに定義されており、£%、AER%成長率、CER%成長率、フリーキャッシュフローおよびその他のIFRSに基づかない指標の定義は42ページに記載されています。GSKは、20ページに記載された理由に基づいて、調整後結果のみをベースにガイダンスを提供しています。将来の業績や配当金の支払いに関するすべての見込み、ガイダンスや目標は、43ページの「Guidance, assumptions and cautionary statements」と併せて読む必要があります。

2022年第1四半期業績結果

  Q1 2022 成長率
  £m £% CER%
売上 9,780 32 32
営業利益合計 2,801 65 65
一株当たり利益合計 35.9p 67 66
調整後営業利益 2,613 39 39
調整後一株当たり利益 32.8p 43 43
営業活動によるネットキャッシュ 2,755 >100  
フリーキャッシュフロー 1,650 >100  

2022年の指針

以下に示す通り、2022年の新たなGSKのガイダンスを再確認しました。この指針はCOVID-19ソリューション関連の収益による影響を除外し、CERベースで提示します。

2022年には、引き続き戦略的優先事項を実現していきます。研究開発における投資目標を拡大し、成長を牽引する主力製品の売上増加を基に投資を行い、2022年7月にコンシューマー・ヘルスケアの分離を実現する予定です。世界経済とヘルスケアシステムはやがて正常に戻っていくものと想定され、スペシャリティ領域の売上高はCERベースで約10%増加、ジェネラル医薬品の売上高は、主に呼吸器領域における既存製品のジェネリックへの置き換えの増加を反映して、わずかに減少すると予想します。ワクチンの売上高はCERベースで10%台前半の伸びを示すと予想します。しかし、2021年通年の業績結果に示した通り、政府がCOVID-19ワクチン接種プログラムを優先し、パンデミック抑制策を継続実施することにより、成人の予防接種は引き続きやや停滞し、その影響が現れるものと想定していました。2022年第1四半期シングリックスは、とりわけ米国において需要が大きく回復したほか、流通在庫が増加し、2021年第1四半期と比較して好調な結果となりました。シングリックスについては、短期的にパンデミックの影響を受ける可能性がありますが、既存市場における高い需要と市場の継続的な地理的拡大に基づき、2022年も引き続き2桁台の力強い成長率が見込まれ、年間売上高は過去最高を記録すると予想します。

これらの要因と2022年第1四半期の業績を反映して、2021年と比較して、2022年の新たなGSKの売上高はCERベースで5%~7%増加、調整後営業利益は12%~14%増加すると見込んでいる方針を再確認しました。これには、2022年2月1日に発表したGilead Sciences, Inc.(Gilead社)との和解およびライセンス契約に基づく将来のロイヤルティ収入が含まれます。

コンシューマー・ヘルスケアの中期的展望は、2022年2月28日のキャピタルマーケットデーで提示されました。コンシューマー・ヘルスケア事業を「非継続事業」として扱う正式な基準が満たされるまで(現時点では2022年第2四半期を予定)、GSKは引き続きコンシューマー・ヘルスケアを「継続事業」とし、分離が完了するまで報告対象事業に含めます。

新たなGSKおよび新コンシューマー・ヘルスケアについては、配当ポリシーおよび予定配当に変更はありません(新コンシューマー・ヘルスケアの取締役会承認を条件とする)。新GSKおよび新コンシューマー・ヘルスケアの2022年の双方における2022年の将来の配当ポリシーおよび予定配当に関する指針は英語プレスリリース19ページに記載されています。

2022年のCOVID-19ソリューションに対する予想

2022年のCOVID-19ソリューション関連収益については、複数の政府との法的拘束力のある既存契約に基づき、2021年と同程度の売上高が期待されているものの、実質的には利益率の低いゼビュディの売上構成比が高まるため、利益への寄与は大幅に減少すると予想されます。これにより、新たなGSKにおける調整後営業利益の成長率(両年度のCOVID-19ソリューション関連収益を含む)は5%~7%減少すると予想されます。予想されていたCOVID-19ソリューション関連収益は、今年の第1四半期でかなりの割合が達成されました。2022年4月、米国FDAは、オミクロンBA.2変異株によるCOVID-19症例の増加に伴い、ゼビュディの承認を見直しました。このため、現在ゼビュディは米国のいずれの地域においてもCOVID-19治療薬として承認されていません。しかしながら、我々のCOVID-19ソリューションが懸念される新たなCOVID-19変異株の出現に対処できるように、政府、ヘルスケアシステム、患者を支援する将来の機会について引き続き協議を続けていきます。

将来の業績や配当金の支払いに関するすべての見込み、ガイダンスや目標は、英語プレスリリース43ページにある「Guidance, assumptions and cautionary statements」と併せて読む必要があります。2022年3月31日の終値(1.31ドル/1ポンド、1.18ユーロ/1ポンド、160円/1ポンド)が2022末まで続くと仮定した場合、新GSKの2022年のスターリング(英ポンド)での売上高に対する影響は2%のプラスとなり、為替差損益が2021年と同水準とみなされた場合、新GSKの2022年スターリング(英ポンド)調整後営業利益に対する影響は3%のプラスと推定されます。

 

プレスリリースの原文はhttps://www.gsk.com/media/7639/q1-2022-announcement.pdfをご参照ください。

GSKは、科学に根差したグローバルヘルスケアカンパニーです。詳細情報はhttps://jp.gsk.comをご参照ください。