GSK、国連気候変動会議COP26のプリンシパルパートナーに就任
この資料は、英国グラクソ・スミスクラインplcが2021年5月26日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先します。詳細はhttps://www.gsk.comをご参照ください。
<2021年5月26日 英国ロンドン発>
GSK、国連気候変動会議COP26のプリンシパルパートナーに就任
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2030年までに二酸化炭素排出量をネットゼロにするとともに自然環境へのネットポジティブ・インパクトを実現するという企業目標を基盤にし、同目標に寄与
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GSKは、プリンシパルパートナーとしてCOP26の目標を支持し、気候、自然、健康の各目標に対する行動を推進
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気候変動や自然環境破壊が健康に及ぼす影響のよりよい理解に向けて、新たなパートナーシップを計画
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長期にわたり持続可能な業績をあげ、株主に対するリスクを低減するために注力するESGアプローチの一部を形成
GSKは、2021年11月に、英国政府がグラスゴーでイタリアと共同議長を務めて主催する国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)のプリンシパルパートナーに就任しました。
GSKはCOP26の医薬品セクターにおけるプリンシパルパートナーであり、これはGSKが2020年11月に発表した世界規模の環境持続可能性についての新たな目標に基づくものです。世界規模の気候変動と自然環境に対する目標の実現とともに、ライフサイエンスセクターは気候変動による健康関連の影響への対応において主導的な役割を果たすことができ、このパートナーシップは国や組織をまたいで活動を加速させる重要な機会となります。
GSK最高経営責任者エマ・ウォルムズリーは次のように述べています。
「科学に根ざしたグローバルヘルスケアカンパニーとして、人々の健康を守り向上させるために、地球の健康を守り回復させることに全力を尽くしたいと考えています。そうした行動を取ることは、当社のビジネスのレジリエンスを高め、長期的な成長を後押しするからです。私たちは、COP26が気候、自然、健康を守るためのグローバルな行動と協力を加速させなければならないと強く感じており、COP26の成功を目指す英国政府を支援できることを嬉しく思っています。」
GSKは、プリンシパルパートナーとして、COP26チームと英国政府と緊密に連携してこの会議で気候と健康に焦点を当てた重要なイベントを計画し、COP26とGSKの環境および持続可能性目標を支持する新たなイニシアチブを2021年11月より前に開始する予定です。
COP26のパートナーシップ期間中、GSKは、気候変動と自然破壊が健康に及ぼす影響について理解を深め、また、より正確な測定を行うために、健康課題を重視する他の主要な組織との協働も含め、複数の分野に焦点を当てる予定です。これらの取り組みにより、気候変動や自然破壊が疾患負荷や患者さんのニーズにどのように影響を及ぼすかについて理解を深めることで、将来のパンデミック対策も含め、ライフサイエンス研究が将来に対応できるよう、世界的な健康回復力の向上を後押ししていきます。
GSKは、COP26における役割を活用し、ライフサイエンスセクターのカタリストとして、「Race to Zero(ゼロへのレース)」キャンペーンにおいてスコープ3のサプライチェーンからの排出量に関する協調的行動を支援します。低炭素の治療や新しいケアモデルの推進と開発を通じて、業界が医療システムのネットゼロへの移行を支持し、同業者、サプライチェーン、パートナーのグローバルネットワークを通して気候目標を直接的に推進できると信じています。
環境における持続可能性は、長期にわたり持続可能な業績、リスクの低減、社会的な好影響の強化を実現するためにGSKが注力するESGアプローチの重要な部分です。
2020年11月以降の主要なGSKの進捗
2020年11月に発表された持続可能性についてのGSKの新たな目標の達成に向けた進展の一環として、当社は既にGSKのグローバル事業全体で目標に寄与する以下のような重要なイニシアチブを進めています。
- 2021年6月から、GSKは自然ベースの炭素除去プロジェクトの開発について、パートナー候補から提案を募る予定です。このプロジェクトは、気候変動に取り組み、生物多様性を促進し、公衆衛生を改善することができるものです。パートナーは2021年後半に発表の予定です。
- 世界をリードするコンシューマーヘルスケア事業を営むGSKコンシューマーヘルスケアは5月13日、現在進行中の持続可能性の取り組みの一環として、2025年までにリサイクル可能な10億本を超える歯磨き剤チューブを生産する計画を発表しました。世界的な包装サプライヤー2社と提携し、完全にリサイクル可能な歯磨き剤チューブをSensodyne、parodontax、Aquafreshなどの専門医の見解と科学に基づいたオーラルヘルスブランドに展開します。
- 2021年4月の米国政府主催の気候変動サミットで、GSKは、ノルウェー政府、英国政府、米国政府とアマゾン、Airbnb、バイエル、ボストンコンサルティンググループ、マッキンゼー、ネスレ、セールスフォース、ユニリーバなどの他の主要企業が最初に参加したイニシアチブである「Lowering Emissions by Accelerating Forest Finance (LEAF)」連合の参加企業として発表されました。
参加者は、熱帯・亜熱帯の森林を持つ国々の質の高い排出削減を支援し、森林破壊の減少と撲滅を実現します。このイニシアチブは、熱帯林を保護し、森林に依存する数十億人の人々に恩恵をもたらし、持続可能な開発を支援するため、10億ドル以上の資金を調達し、官民による過去最大規模の1つとなると期待されている取り組みを開始することを目指しています。
二酸化炭素の削減と自然への影響の低減に対するGSKの順調な進展に加え、以下のイニシアチブにも取り組んでいます。
- 2017年以降、スコープ1と2の二酸化炭素排出量を32%削減
- 現在の全世界の電力消費量の68%を再生可能資源から調達
- グローバル事業全体で埋め立てられる廃棄物をゼロにする
- UN Water Resilience Coalition(国連ウォーターレジリエンス連合)に加盟
GSKの環境持続可能性に関するコミットメントに関する詳細(英語)をご覧ください。
GSKは、より多くの人々に「生きる喜びを、もっと」を届けることを存在意義とする科学に根差したグローバルヘルスケアカンパニーです。詳細情報はhttps://jp.gsk.comをご参照ください。