ジャパンワクチン株式会社 解散の最終合意に関するお知らせ

グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:ポール・リレット、本社:東京都港区、以下GSK)は、GSKおよび第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「第一三共」)の合弁会社であるジャパンワクチン株式会社(本社:東京都千代田区、以下「ジャパンワクチン」)の解散について2018年11月14日に発表しましたが、今般、ジャパンワクチンの解散時期および製品の取扱い等について両社間で最終合意に至りましたので、お知らせいたします。

この合意に基づき、2019年4月1日をもってジャパンワクチンの事業(一部機能を除く)をGSKおよび第一三共それぞれに譲渡します。なお、2019年4月1日以降、ジャパンワクチンはすべての規制上の手続きが完了するまで存続し、その後解散します。

GSKはジャパンワクチンが現在販売している製品のうち「ロタリックス」(ロタウイルスワクチン)および「サーバリックス」(HPVワクチン)の医療機関等への医薬情報提供活動および供給に努めてまいります。また、2018年3月に承認された「シングリックス」(帯状疱疹ワクチン)については今後GSKがその活動を担います。

ジャパンワクチンが開発中のMMRワクチン(麻しんおたふくかぜ風しん混合ワクチン)は、2019年4月1日以降、GSKの支援のもと、第一三共が開発を引き継ぎます。

グラクソ・スミスクライン株式会社の社長 ポール・リレットは、次のように述べています。
「GSKにおいてワクチンは重要なビジネスの柱のひとつです。GSKは広範なワクチンポートフォリオを有しており、感染症予防と公衆衛生の向上に貢献するために、ワクチンの日本への導入に向けて注力してまいります。また、サイエンスとイノベーションに焦点をあて、より強固な組織を構築し、よりビジネスを加速させ、日本のライフサイエンスに貢献できるよう努める所存です。GSKは、第一三共のこれまでのサポートに感謝するとともに、今後も協力関係を続けてまいります。」

GSKは、より多くの人々に「生きる喜びを、もっと」を届けることを存在意義とする科学に根差したグローバルヘルスケアカンパニーです。詳細情報はhttps://jp.gsk.com/を参照ください。