グラクソ・スミスクライン株式会社 多剤耐性緑膿菌感染症に対する治療薬として コリスチンの製造販売承認を申請

グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:フィリップ・フォシェ、本社:東京都渋谷区、以下GSK)は、8月13日付で、ポリペプチド系抗生物質製剤コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム注射剤(一般名、以下コリスチン注射剤)について、多剤耐性緑膿菌感染症の治療薬として厚生労働省に製造販売承認申請を行いました。

コリスチン注射剤は社団法人日本化学療法学会から多剤耐性緑膿菌由来感染症の治療薬として再開発の要望が厚生労働省に提出されていました。これを受け、厚生労働省は、コリスチン注射剤を未承認薬・適応外薬検討会議で医療上の必要性が高い薬剤と判断し、開発企業を公募しました。GSKは本剤の医療上の必要性を鑑み、この公募に応じ、開発に着手しました*

近年、緑膿菌の多剤耐性化が進行しており、治療薬の選択肢が限られるなど、臨床上の大きな課題となっています。コリスチン注射剤は、国内において、1990年代半ばまで臨床に供されていましたが、使用量の減少とともに、承認削除されていました。しかしながら、国内外のガイドラインにおいては、多剤耐性緑膿菌感染症に対する治療薬の最終救済薬として再評価されています。

GSKの社長 フィリップ・フォシェはこの度の申請について次のように述べています。
「本邦では多剤耐性緑膿菌感染症に対する治療薬は、欧米に比して選択肢が限られているのが現状で、GSKはこの事態を深刻に受け止め、開発に着手しました。本剤が一日も早く日本における治療選択肢の一つとなり、患者さんの治療に貢献できることを期待しています。」

 

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グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。


* 本剤の開発にあたっては未承認薬等開発支援センターより助成金が交付されております。一般社団法人未承認薬開発支援センターは未承認薬、未承認適応の解消に向けた取り組みをおこなっている一般社団法人です。