GSK、レボレード™(エルトロンボパグ)について C型慢性肝炎患者における血小板減少症の初めての治療薬として欧州委員会から承認を取得

この資料は、英国グラクソ・スミスクラインplcが2013年9月24日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先します。詳細はhttp://www.gsk.comをご参照下さい。

<2013年9月24日、英国ロンドン発>

グラクソ・スミスクラインは、レボレード™(一般名:エルトロンボパグ)について、欧州委員会から、インターフェロンの治療導入や治療の継続が困難になるC型慢性肝炎の成人患者における血小板減少症の改善の適応で承認を取得したことを発表しました。1

血小板減少症(血小板数≤150Gi/L)は、肝障害の結果としてC型慢性肝炎の患者で発現することがあります2。また、ペグインターフェロン治療の一般的な副作用としても起こりうるとされています。3,4

血小板減少症は、C型慢性肝炎患者の25%に認められ5、最大9%の患者で重度(血小板数<50,000/mL)の血小板減少症が認められます6

血小板減少症はペグインターフェロンをベースとした治療の導入5や継続を困難にし、その結果としてC型慢性肝炎治療の主目的である持続性ウイルス陰性化(SVR)*7の達成を阻害する可能性があります。

*抗ウイルス治療終了後6ヶ月間、C型肝炎ウイルスが検出されないこと

グラクソ・スミスクライン オンコロジーのプレジデント、パオロ・パオレッティは次のように述べています。「これまでは、C型慢性肝炎患者の血小板減少症の治療について、医師に治療の選択肢はありませんでした。今日の発表は、医療従事者がレボレードを使用することで、持続性ウイルス陰性化という患者にとって最良の効果を期待するインターフェロンの治療導入と治療継続を助けるという重要な意味を持ちます。」

ENABLE試験
エルトロンボパグの承認は、ENABLE (Eltrombopag to INitiate and Maintain Interferon Antiviral Treatment to Benefit Subjects with Hepatitis C related Liver DiseasE) 1および2試験の2つの多施設国際共同第III相試験(n=1,520)の結果によるものです。本試験は抗ウイルス療法による治療導入を目的としたPart 1(オープンラベル)と抗ウイルス療法による治療の継続を目的としたPart 2(無作為化、二重盲検、プラセボ対照)で構成されています。患者の80%にbridging fibrosisまたは肝硬変を認めました1,8。ENABLE-1では抗ウイルス治療としてペグインターフェロン アルファ-2aとリバビリンの併用療法を使用し、ENABLE-2ではペグインターフェロン アルファ-2bとリバビリンを使用しました。1

有効性:
第III相臨床試験では、血小板減少症を伴うC型慢性肝炎患者においてエルトロンボパグ投与により、ペグインターフェロン治療の際に必要となる血小板数を達成し、維持する可能性が示されました。8,9
・エルトロンボパグにより、血小板減少症を伴うC型慢性肝炎患者の95%がペグインターフェロンの治療導入に十分な血小板数を達成することができました。1,8-10
・ペグインターフェロンを減量することなく治療が継続することができたのは、エルトロンボパグ群:45%、プラセボ群:27%でした。1
・エルトロンボパグにより、血小板減少症が理由でペグインターフェロン治療が不適格または難しいと考えられた患者5名中約1名が持続性ウイルス陰性化(SVR)を達成することができました。1,8,9

安全性:
・第III相臨床試験では、アルブミン濃度が35 g/L以下、あるいはMELD(model for end-stage liver disease )スコアが 10以上の進行性の慢性肝疾患(血小板減少症を伴うC型慢性肝炎患者)において、エルトロンボパグとインターフェロンの併用療法を受けた場合に、致命的にもなり得る肝代償不全と血栓塞栓性イベントなどの有害事象のリスクが増大することが示されました。1
・エルトロンボパグは肝毒性を引き起こすことがあります。C型慢性肝炎の患者にエルトロンボパグとインターフェロン及びリバビリンを併用をすると、肝代償不全のリスクが増大することがあります。1
・エルトロンボパグによる血小板数の増加により血栓症/血栓塞栓症の合併症を生じるリスクが高まることがあります。1
・重篤な有害事象はエルトロンボパグで治療を受けた患者でより多く観察されました。11,12

エルトロンボパグについて
米国以外の多くの国、および欧州で「レボレード™」の製品名で、米国では「Promacta®」の製品名で販売されているエルトロンボパグは、成人の慢性特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の治療薬として、現在世界90カ国以上で承認を取得している経口のトロンボポエチン受容体作用薬です。

エルトロンボパグは、成人患者を対象として1日1回服用する経口治療薬で、2013年9月19日に欧州委員会からC型慢性肝炎における血小板減少症を適応として承認されました。Promacta®/レボレード™は既に、アルゼンチン、オーストラリア、バングラデシュ、パキスタン、フィリピンおよび米国でC型慢性肝炎における血小板減少症を適応として承認されています。

警告(BOXED WARNING)やPromacta®の医薬品ガイドを含むレボレード™の欧州の製品情報概要や米国の添付文書については、http://www.gsk.com/products/index.htm をご参照ください。


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References: 
1. REVOLADETM Summary of Product Characteristics. 
2. Violi F et al. Hepatol 2011;55:1415-1427. 
3. Pegasys Summary of Product Characteristics March 2013. 
4. Pegintron Summary of Product Characteristics May 2012. 
5. Giannini EG et al. Liver Int 2012;32(6):1113-1119. 
6. Behnava B et al. Hep Mon 2006;6(2):67-69. 
7. Everson GT et al. Hepatol 2006;44:1675-1684. 
8. Dusheiko G et al. Poster session presented at: The 47th Annual Meeting of the European Association for the Study of the Liver [EASL]. Barcelona, Spain. Apr 18-12 2012. 
9. Afdhal N et al. Poster session presented at: The 62nd Annual Meeting of the American Association for the Study of Liver Diseases [AASLD]. San Francisco, CA, USA. Nov 4-8 2011. 
10. Giannini EG et al. Expert Opin Pharmacother 2013;14(5):669-678. 
11. ENABLE-1 Clinical Trials. Identifier TPL108390. Accessed January 2013. 
12. ENABLE-2 Clinical Trials. Identifier TPL108390. Accessed January 2013. 

 

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