グラクソ・スミスクライン株式会社  分子標的薬「ヴォトリエント®錠200mg」 腎細胞がんに対する効能・効果追加申請

グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:フィリップ・フォシェ、本社:東京都渋谷区、以下GSK)は、3月29日付で、同社の分子標的薬「ヴォトリエント®錠200mg」(パゾパニブ塩酸塩、以下「ヴォトリエント®」)について、腎細胞がんに対する効能・効果追加の承認申請を行いました。

「ヴォトリエント®」は、グラクソ・スミスクライン社が発見・開発したキナーゼ阻害薬です。「血管内皮増殖因子受容体(VEGFR)」、「血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)」、「幹細胞因子受容体(c-Kit)」という主に3つの標的に作用し、腫瘍の増殖に関与する血管の新生を阻害することなどにより抗腫瘍効果を発揮します。

本剤は、進行性腎細胞がんに対する治療薬として2009年に米国で初めて承認を取得して以来、世界80ヵ国以上で承認を取得しています。また、進行性悪性軟部腫瘍の治療薬としても世界40ヵ国以上において承認を取得しています。本邦では、悪性軟部腫瘍の効能・効果にて2012年9月に厚生労働省より製造販売承認を取得し、2012年11月より販売しています。

成人の腎臓に発生する悪性腫瘍のうち約90%が腎細胞がんです。本邦における腎細胞がんの罹患者数は年間7,437人1)、罹患率は10万人あたり11.8人とされています2)

GSKの社長 フィリップ・フォシェはこの度の申請について次のように述べています。「ヴォトリエント®について、悪性軟部腫瘍に続き、腎細胞がんに関する承認申請を行うことができ大変嬉しく思います。GSKは、がんの領域において国内で最も豊富な開発パイプラインを有している企業のひとつであり、世界の他の国と同様に日本の患者さんに画期的な新薬を提供すべく努力をしています。この度の申請もその成果のひとつです。この領域に新たな治療の選択肢を提供し、日本の患者さんのいまだ満たされていない医療ニーズに応えていきたいと思っております。」

参考:
1)日本泌尿器科学会. 腎癌診療ガイドライン. 2011年版 ed. :金原出版株式会社; 2011.
2)Marumo K, Kanayama H, Miyao N, et al. Prevalence of renal cell carcinoma: A nation-wide survey in Japan, 2002. Int J Urol. 2007;14:479-82. 

 

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