ニューモシスチス肺炎治療薬 「サムチレール®内用懸濁液15%」、本日発売

グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:フィリップ・フォシェ、本社:東京都渋谷区、以下GSK)は、本日4月17日付で同社のニューモシスチス肺炎治療薬「サムチレール®内用懸濁液15%」(一般名:アトバコン、以下「サムチレール®」)が薬価収載されたことを受け、同日より新発売したことをお知らせします。

なお、本剤は、HIV感染患者におけるニューモシスチス肺炎の治療および発症抑制のために投薬される場合に限り、特例的に発売時より14日間の投薬期間制限が対象外となります。

「サムチレール®」は、酵母様真菌であるニューモシスチス・イロベチーのミトコンドリア電子伝達系を選択的に阻害することにより抗ニューモシスチス活性を示すアトバコンを有効成分とするニューモシスチス肺炎治療・発症抑制薬です。本剤はニューモシスチス肺炎治療の第一選択薬であるスルファメトキサゾール・トリメトプリム配合剤(ST合剤)の使用が副作用により困難な患者さんの治療の選択肢となります。

 

「サムチレール®」はGlaxoSmithKline社により開発され、2011年12月現在、世界20ヵ国以上でニューモシスチス肺炎に対する標準的な治療及び発症抑制薬として承認されています。

この度の発売について、GSKの社長 フィリップ・フォシェは次のように述べています。
「本剤は日本エイズ学会より医療上の必要性の高い未承認の医薬品として厚生労働省に開発に関する要望書が提出され、当社に開発要請がなされたものです。日本におけるニューモシスチス肺炎治療および発症抑制に新たな選択肢を提供できることを大変喜ばしく思っています。GSKでは、医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議で要望があった国内未承認の医薬品や適応について様々な製品・効能・効果の開発に着手し、ドラッグラグの解消や医療上のニーズに速やかに対応しています。今後も深刻な疾患に苦しむ患者さんの治療に貢献すべく更なる努力を続けていきます。」

「サムチレール®」の製品概要

製品名 サムチレール®内用懸濁液15%
一般名 アトバコン
承認取得日 2012年1月18日
発売日 2012年4月17日
効能・効果 <適応菌種>
ニューモシスチス・イロベチー
<適応症>
ニューモシスチス肺炎、ニューモシスチス肺炎の発症抑制
用法・用量 <ニューモシスチス肺炎の治療>
通常、成人には1回5mL(アトバコンとして750 mg)を1日2回21日間、食後に経口投与する。
<ニューモシスチス肺炎の発症抑制>
通常、成人には1回10mL(アトバコンとして1500 mg)を1日1回、食後に経口投与する。

 

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