3.狂犬病の対策にはどのようなものがありますか?

◆治療法

  • 狂犬病は発病してしまうと、効果的な治療法はありません。

◆狂犬病の動物と接触してしまったら?

  • 狂犬病の疑いのある動物に咬まれたり、傷口をなめられた場合、すぐに石けんと流水で傷口をよく洗い、消毒液で消毒してください。約15分間洗い続けることがすすめられています5)
  • できるだけ早く現地の医療機関を受診し、傷の手当てと狂犬病ワクチンの接種を受けましょう(曝露後接種)
  • 接触の程度によって、狂犬病ウイルスに曝露した国や地域で免疫グロブリン*が投与されることがあります。
    *免疫グロブリンは日本国内では承認されていません。

◆動物と接触する前にできることは?

  • むやみに動物に近づいたり触れたりしないようにしましょう。
  • 動物と接触する可能性の高い人は、事前に狂犬病ワクチンを接種すること(曝露前接種)が対策の基本です。
    • 曝露前接種が完了している人でも、動物に咬まれたり、傷口をなめられた場合に狂犬病ワクチンの接種は必要ですが、曝露前接種を受けていない人と比べて少ない接種回数ですみます
    • 曝露前接種が完了している人は、動物に咬まれたり、傷口をなめられても、免疫グロブリンの投与が必要ありません6、7)

5) WHO.: WHO Expert Consultation on Rabies, Third report, p155, World Health Organization. 2018.
6) WHO.: Wkly Epidemiol Rec. 2018; 93(16): 201-220.
7) ACIP.: MMWR Recomm Rep. 2008; 57(RR-3): 1‒28 and CE1‒CE4.

 

>狂犬病から身を守るために

>1.狂犬病に感染する可能性がある国はどこですか?

>2.狂犬病とはどのような病気ですか?

>3.狂犬病の対策にはどのようなものがありますか?

>4.狂犬病の予防接種(曝露前接種)は、どのような国や地域に行く人に推奨されますか?

>5.狂犬病の予防接種(曝露前接種)は、どのような人に推奨されますか?