グラクソ・スミスクライン 2017年第3四半期業績発表
2017年10月25日英国ロンドン発
第3四半期の売上は78億ポンド、AERベースで4%増、CERベースで2%増
一株当たり利益は24.8ペンス、AERベースで49%増、CERベースで46%増
調整後一株当たり利益は32.5ペンス、AERベースで3%増、CERベースで横ばい
グラクソ・スミスクラインplc(GSK)は10月25日(ロンドン現地時間)、2017年第3四半期の業績を発表しました。概要は以下の通りです。
2017年第3四半期業績概要
|
2017年第3四半期業績結果 | ||||||
2017年 第3四半期 |
成長率 | 2017年 1月-9月 |
成長率 | |||
£m | CER% | £% | £m | CER% | £% | |
売上 | 7,843 | 4 | 2 | 22,547 | 11 | 3 |
営業(損失)利益 | 1,877 | 31 | 27 | 3,575 | 78 | 52 |
一株当たり(損失)利益 | 24.8p |
49 |
46 |
42.5p | >100 | >100 |
調整後営業利益 | 2,468 |
7 |
5 |
6,530 | 16 | 5 |
調整後一株当たり利益 | 32.5p |
3 |
- |
84.6p | 13 | 2 |
営業活動によるネットキャッシュ | 1,897 |
7 |
4,049 | 15 | ||
フリーキャッシュフロー | 1,276 |
6 |
1,644 | 29 |
単位:£mは百万英ポンド、pは英ペンスを表す
CERベースおよびAERベース
グループの業績は、CERベース(恒常為替レート:業績をポンド換算する為替レートが前年同期と同じと仮定した場合の伸び率を表わす)で表示されます。£%または AER%は、実際の為替レートでの伸び率を表します。
調整後の業績報告
業績結果は、グループ全体の業績を示すものですが、グループの事業業績を決定する主なトレンドや要因を把握しにくくする重要な特別項目あるいは営業外項目が含まれることもあるため、調整後の業績も発表しています。
2017年4月11日に発表した決算報告に関する方針の変更についてのプレスリリースの通り、2017年第1四半期よりコア・ビジネスの業績報告を調整後の業績報告と変更し、訴訟関連費用の全額を除外するのではなく、主要な訴訟関連費用のみを除外して調整後の業績を報告します。その他の訴訟関連費用は調整後の業績報告に含まれます。主要な訴訟関連費用とは、訴訟案件および政府による調査の和解に関するもので、通常発生しない、かつ定期的に発生する個別案件よりも著しく大きいものを意味します。また、過去から継続している主要な訴訟関連費用も含まれます。調整後の業績報告から除外する主要な訴訟関連費用が新たに発生した場合は、その時に開示します。
調整後の業績報告は、以下の項目を除きます-無形資産(ソフトウェアを除く)および営業権の償却・減損、重要な買収に伴うコストを含む主要構造改革費用、訴訟案件および政府による調査の和解に関する訴訟関連費用(保険金の払い戻しを差し引いた額)、重要な買収に係る会計上の調整、関連会社・製品・事業の売却、ロイヤリティー収入以外のその他の営業利益。また、これらの取引について税効果も考慮しています。
GSKは、調整後の業績報告はグループの事業業績をより忠実に表し、業績をけん引する主なトレンドや要因を株主が把握しやすくなると考えています。また、調整後の業績報告の上記の定義は、多くの同業他社でも採用しており、GSKグループの業績もこれに合わせた形になります。
株主がGSKグループの業績を評価する上でより透明性の高い業績を提示するため、調整対象項目の詳細も開示しております。
生きる喜びを、もっと Do more, feel better, live longer
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。詳細は、www.gsk.com をご覧ください。