GSK、FORTUNE誌の「世界を変える企業」2016年で1位

FORTUNE誌が「世界を変える企業」2016年のランキングを発表
グラクソ・スミスクラインが1位を獲得

「世界を変える企業」ランキングは、企業戦略の一環として社会問題に対する持続可能かつ拡張可能な取り組みにおいて注目に値する進展を成し遂げた企業を評価しています。

1位というランキングは、世界中で新たなビジネス慣行を導入したGSKの献身とコミットメントを反映するものです。私たちはMRのインセンティブ制度を変更し、セーブ・ザ・チルドレンとのパートナーシップを進展させてきました。マラリア候補ワクチンに対する肯定的な科学的見解を得ており、また、知的財産権へのアクセスを柔軟なものとし、後発開発途上国(LDC)で得た収益の20%をヘルスケア強化のためにそれらの国に再投資する等の貢献を行っています。

従来のビジネスモデルに挑戦

数十年前に考案された従来の医薬品のビジネスモデルは、主に米国から西欧諸国に至るおよそ6億人を対象とするものでした。このモデルではHIV/AIDSやがん等の疾患との闘いに貢献してきました。

課題:従来モデルでは取り残された60億人が危険にさらされたままです 

この60億人の大部分は低所得国と中所得国の人たちで、先進国ではあまりみられないような疾患に直面しており、治療を受けられないことも珍しくありません。 

このような状況に鑑み、私たちは業界をリードする変化を起こし、ビジネスを進化・再編させました。この変化の取組みを通じて、6億人のみならず世界中の70億人すべてのニーズに応えて、長期的な持続性と収益性を確保することが可能になります。

私たちが起こした変化を挙げてみます:

  • アフリカからアジアの発展途上国において疾患研究を促進し、アクセスを向上させ、生産能力を拡張させて、持続的な成長をもたらすよう投資しています。私たちの目指すところは、ひとりでも多くの患者さんや消費者に私たちの製品をお届けすることです。これは、慈善事業でありません。新しいビジネスの形です。

  • 呼吸器疾患、HIV、オンコロジーなどの分野の開発において、約40という大規模な研究開発パイプラインを有しており、このうち80%がファーストインクラスの製品となる可能性があります。また、発展途上諸国における疾患の研究にも投資しており、WHOが優先疾患とするHIV/AIDS、結核、マラリアの3疾患すべての治療および予防の研究を行っています。さらに、研究施設を開放し最高レベルの研究の英知を結集させる取組みを始めました。新たなパートナーシップによって、エボラワクチン候補のタイムラインを大幅に短縮させ、また、世界初のマラリアワクチンについてWHOと連携してアフリカで大規模パイロットプロジェクトを進展させています。

  • 最も必要とする人々の薬剤へのアクセスを確保するため、GSKは段階的な価格設定の取り組みを行っており、LDCにおいては製品価格に上限を設け、先進国での価格の25%以下としています。また、収益の20%をLDCに再投資してヘルスケアのインフラを支援しています。2009年以来、収益の20%を35のLDCに再投資し、医療従事者40,000人の研修支援を継続して行っており、1,100万人が恩恵を受けています。

  • 特許及び知的財産権に対する段階的な取り組みを拡大しつつあり、世界中の最貧国において医薬品のアクセスを拡大しています。この取り組みには、将来的なオンコロジー製品を特許プールに入れるという意向も含まれています。

  • セーブ・ザ・チルドレンとの世界的なパートナーシップにおいて、100万人の子供たちの命を救う目標のもと、専門知識とリソースを共有しています。パートナーシップを築いて3年、現在130万人の子供たちに支援が届きました。今年初め、欧州当局により新生児の臍帯感染の予防のための消毒用ジェルが承認されましたが、これはGSKとセーブ・ザ・チルドレンとのパートナーシップを通じて開発されたものです。

  • HIV感染者の70%が集中するサハラ以南のアフリカのHIVを対象として、ヴィーブヘルスケアとボツワナ保健省は、初の「Treat All」プログラムの実行支援について合意しました。

フォーチュン誌の「世界を変える企業」ランキングには、優れたビジネスは社会にも貢献するという理念に基づいています。居住地域や経済状況にかかわらず医薬品にアクセスできるようにすることに焦点を定めた取り組みは、道徳的にもビジネス上でも理にかなっています。