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重症喘息とともに生きる

あなたは一日をどのように過ごしますか?起床して、仕事に行き、友人と一緒に夕食をとり、そして帰宅し明日に備えてリフレッシュできるよう眠りにつくでしょう。
ごく普通の日常です。しかし重症喘息患者さんにとっては、あなたの日常が特別な1日となるのです。

重症喘息とともに生きる

世界中で喘息とともに生きる3億5800万人のうち、最大10%の人が重症喘息であると推定されています。*1重症喘息は、症状のコントロールが困難であり、高用量の治療薬を使用しても喘息の発作が続く可能性のある、非常に治療が難しい喘息です。
多くの重症喘息患者さんにとって、単純な作業でさえ困難になることがあります。また、多くの患者さんが、呼吸ができなくなるほどの発作がいつ起こるかおびえながら生活しています。

症喘息患者さんの40%近くが喘息発作の治療のため、少なくとも1年に1回は入院していることが研究結果により示されています。*1
重症喘息患者さんの最大5人にひとりが2週間のうちに少なくとも1日、仕事や学校を欠席しています。*1

 

ドナの場合

ドナはとてもアクティブな生活を送っていました。彼女はチアリーディングチームのコーチであり、また、アマチュアの社交ダンサーでもあり、夫との旅行を楽んでいました。しかし10年前に重症喘息を発症したとき、すべてが一変しました。健康状態の悪化に伴い、彼女は自分で靴ひもを結ぶことさえできなくなり、睡眠が妨げられ、入退院を繰り返すようになりました。


ドナは次のように話します。「喘息がコントロール不良になると、症状が毎日出るようになりました。これは私にとって非常に辛いことでした。喘息は、日常的なことすべてに支障を与えます。私は外出することができず、何も行うことができず、休暇に出かけることもできませんでした。」

“私は昼夜問わず症状が出て、胸に痛みを感じ、咳と喘鳴があり、呼吸もできず、まともに動くことができませんでした。”

重症喘息患者のドナ


8年間にわたり、ドナは症状をコントロールすることができず、喘息発作によって生死を何度もさまよいました。喘息発作に対する絶え間ない恐怖は、決して彼女の頭から離れることがありませんでした。ドナは次のように話しています。「もっとも苦しいのは、不安にさいなまれることです。典型的な発作は喘鳴から始まるのですが、そのとき私は、次に何が起きるのか、どのくらい酷くなるのかを考えて不安になります。病院までたどり着けないのではないか、あるいは夫や子供たちに会えなくなるのではないかと不安になり、大きな恐怖を感じます。」

夫と医師のサポートを受けて、彼女は最終的に症状をコントロールすることができるようになりました。ドナは他の患者さんに、医師に率直に話をして、喘息症状をコントロールし、自分が望むような生活を送ることができるまで諦めないよう勇気づけています。

 

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重症喘息とは?

喘息は、肺の炎症により気道が狭くなる慢性疾患です。喘息は咳、喘鳴、息切れおよび胸部圧迫感といった症状を引き起こし、これらの症状が悪化すると、喘息発作につながる恐れがあります。現在は治療法の開発により多くの患者さんが日常的な治療で症状をコントロールできるようになったものの、最大10%の患者さんは標準治療では、いまだに喘息をコントロールすることが困難です 。*4これらの患者さんは「重症喘息」に分類されます。
これまでの研究から、すべての人が同様の喘息で苦しい思いをしているわけではないことが分かってきました。喘息の原因は多岐にわたり、また、炎症もさまざまなタイプに分類されます。人によっては、イエダニ、花粉、またはカビといった環境アレルゲンにより、炎症が誘発されることがあります。また白血球の種類である好酸球や好中球が肺の炎症の原因となる場合があり、その結果呼吸が困難となり、発作リスクが高まります。
重症喘息は患者さんにとって非常に辛いものです。そうであるからこそ、私たちが喘息患者さんやその他の呼吸器疾患患者さんの不安を改善するための取り組みにおいて、常にドナや同じような状況にある患者さんのことを考えています。

*1 Lancet 2016; 388: 1545–602 A systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2015
*2 The ENFUMOSA Study Group. The ENFUMOSA cross-sectional European multicentre study of the clinical phenotype of chronic severe asthma. Eur Respir J. 2003;22:470-477
*3 Dolan CM, et al. Design and baseline characteristics of the epidemiology and natural history of asthma: outcomes and treatment regimens (TENOR) study: a large cohort of patients with severe or difficult-to-treat asthma. Ann Allergy Asthma Immunol. 2004;92:32-39.
*4. Moore WC, et al. Characterisation of the severe asthma phenotype by the National Heart, Lung, and Blood Institute’s Severe Asthma Research Program. J Allergy Clin Immunol. 2007;11:405-413.

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