バークレイズとのパートナーシップ

過去数十年にわたり、アフリカの多くの地域で力強い経済成長が見られているにもかかわらず、手の届く医療へのアクセスは、持続的な経済成長において、依然として最大の課題のひとつとなっています。

私たちは、ザンビアの経済的発展を後押ししつつ、手の届く医療や医薬品への国民のアクセスを拡大することを目指すパートナーシップを、国際金融グループのバークレイズと結んでいます。バークレイズもGSKも長年にわたり、アフリカ全土にサービスを提供してきました。

最終的には、容易に利用できる手の届く医療を、より多くの人々に提供できるよう、アフリカ全土に適用できるモデルを創出したいと考えています。

このプロジェクトは、大手銀行のスキルとGSKの製薬技術を合わせることで、ザンビアにおける医療へのアクセスに立ちはだかるいくつかの経済的障壁を排除し、同時に、新たなビジネスをサポートして雇用を生み出すことを目指しています。バークレイズとの連携を通じて、ザンビアの総人口約1,400万人のうち100万人を援助するべく、3年間(2013~2016年)にわたり700万ポンド(約12億2,500万円)を共同投資します。

医療へのアクセス向上を目指して

ザンビア国民のおよそ3分の2は貧困層であり、医薬品の価格は多くの人々にとって手が出ないほど高価なものです。サプライチェーンが機能していないため、経済的に余裕のある人々も、診療所に行ってみると医薬品が手に入らないということが多いのです。

ザンビアでは、何らかの医療施設が、5km以内にある農村家庭はわずか50%と推定されます。医療システムが普及していないため、一般的な病気でも治療を受けられない場合があります。今でも肺炎や下痢などの疾患が、子どもの死因の上位を占めています。

「手の届く質の高い医療へのアクセスは、アフリカ全土における発展にとって最大の課題のひとつです。」

Susan Payne (バークレイズとGSKのパートナーシップ・ディレクター)

「ザンビアの人口は約1,400万人ですが、感染症発生率が高く、非感染性疾患も急増しています。政府はこの問題の解決に取り組んでいますが、援助を必要としています。Zambian National Health Strategic Planは、医療および経済上の難題の解決に協力してくれる官民パートナーシップの拡大を目指すものです。」

私たちのパートナーシップは、ザンビアの首都ルサカに専任チームを置いています。このチームはザンビア政府やザンビアのその他の組織と連携して、費用対効果の高い民間セクターの医薬品サプライチェーンを確立する方法を探っています。

基本的医療を受けるために長距離を移動しなければならない地域に、小規模な医療拠点を設置できないかの検討を行います。

このチームはまた、ザンビアの人々や家庭に小規模ではあっても重要な医療サービスを提供する手段として、低額のマイクロ保険の導入も検討します。

さらに、このパートナーシップチームは、人々が自分の健康について十分理解した上で判断を下せるよう、ヘルスケアに関する認識を向上させる道を探り、病気のリスクとそれが貧しいコミュニティに及ぼす影響の低減を目指します。

「3年間のパイロット・プロジェクトが成功すれば、このモデルを他のアフリカ諸国にも広げて、さらに多くの人々を助けられるものと期待しています。」とSusanは語っています。「このプロジェクトはまだ始まったばかりですが、大がかりなプランをいくつか立てています。私たちだけではできません。ザンビアの多くの人々の生活に真に貢献するには、適切なパートナーとの協力が不可欠です。アフリカにはこんなことわざがあります。『急ぎたいときは1人で行け。遠くまで行きたいときは誰かと連れ立って行け。』」