GSKの歴史

グラクソ・スミスクラインは、グラクソ・ウエルカムplcとスミスクライン・ビーチャムplcの合併により、2001年1月1日から事業を開始しましたが、そこにいたるまでには長い歴史がありました。

今日のGSKにつながる数多くの製品と合併についてご紹介します。

1715年

プラウ・コート・ファーマシー設立

シルベーナス・ビヴァン、アレン・アンド・ハンブリーズの前身であるプラウ・コート・ファーマシーをロンドンに設立。同社名は現在も存続。

1830年

ジョン・K・スミスが最初の薬局を開設

1830年、ジョン・K・スミスが最初の薬局をフィラデルフィアに開設。ジョンの弟ジョージも加わって1841年にジョン・K・スミス&カンパニーを設立。

1842年

Beecham's Pills 事業に乗り出す

トーマス・ビーチャムが英国でBeecham's Pills事業を設立。この便秘薬は後に大きな成功を収めることになる。

1865年

マーロン・クラインがスミス&シューメーカーに加わる

1873年

ジョセフ・ネイサン・アンド・カンパニー設立

1873年、新しい事業機会を求めて20年前に英国を離れたジョセフ・ネイサンが、ニュージーランドのウエリントンで総合商社、ジョセフ・ネイサン・アンド・カンパニーを設立。これが後のグラクソの基盤となる。

1880年

バローズ・ウエルカム・アンド・カンパニー設立

1880年、2人の米国人薬剤師ヘンリー・ウエルカムとサイラス・バローズが、ロンドンにバローズ・ウエルカム・アンド・カンパニーを設立。ジョセフ・ネイサンがロンドンにオフィスを開いてから4年後のことである。

1884年

バローズ・ウエルカムがTabloidを商標登録

Tabloidを、バローズ・ウエルカムの圧縮錠の商標として登録。この名称は1898年までに圧縮あるいは濃縮製剤の一般名として定着。これを語源とする「タブロイド紙」という言葉が初めて記録に登場したのは1901年。

1891年

スミス、クライン・アンド・カンパニーがフレンチ・リチャーズ・アンド・カンパニーを買収

ジョン・K・スミスが創立した会社は、何度も合併と買収を繰り返した。中でも最も重要であったのは、大手医薬品卸であるフレンチ・リチャーズ・アンド・カンパニーを吸収したことと思われる。

1906年

「グラクソ(Glaxo)」を商標登録

ネイサンの経営陣は、粉ミルクを幼児用として販売するには、ニュージーランドで用いられていた製品名Defianceより魅力的な名前が必要と考え、Lactoという製品名を決定したが、同様の名前がすでに数件か登録されていたため、修正を加えて製品名を「グラクソ(Glaxo)」とし、これを1906年10月に商標登録。

1963年

Betnovate発売

Betnovate®(日本の販売名「ベトネベート®」)はグラクソが初めて販売した皮膚疾患治療用ステロイド剤。1960年代半ばに、スミス・クライン&フレンチがワクチンメーカーRIT(Recherche et Industirie Therapeutiques)を買収。

1969年

Ventolin®発売

グラクソがアレン・アンド・ハンブリーズの製品としてぜんそく治療薬Ventolin®(日本の販売名「ベネトリン®」)を発売。

1972年

アモキシシリン発見

ビーチャム・リサーチ・ラボラトリーズの研究員たちがアモキシシリンを発見し、Amoxilを発売。この抗生物質製剤は広く用いられるようになる。

1981年

H2ブロッカー「ザンタック®」をはじめとするさまざまな製品を発売

1981年、ビーチャムが小児および成人のさまざまな細菌感染症の治療薬として「オーグメンチン®」を発売。また、ウエルカムがヘルペス感染症治療薬「ゾビラックス®」を発売。

1989年

スミスクライン・ビーチャムplc.設立

スミスクライン・べックマンとビーチャム・グループが合併し、スミスクライン・ビーチャムplc.を設立。

1995年

グラクソとウエルカムが合併し、グラクソ・ウエルカムを設立

1998年

スミスクライン・ビーチャムとWHOがリンパ管フィラリア症撲滅のために連携

スミスクライン・ビーチャムとWHO(世界保健機関)が、2020年までにリンパ管フィラリア症(象皮病)を撲滅するべく連携すると発表。

2000年

グラクソ・ウエルカムとスミスクライン・ビーチャムの合併計画が発表される

2002年

リンパ管フィラリア症撲滅に向けての活動の一環として初回のアルベンダゾール1億錠を寄贈

2004年

「クリニカル・トライアル・レジスター」開設

誰もが閲覧できる治験データが掲載されている「クリニカル・トライアル・レジスター」(現在は「クリニカル・スタディー・レジスター」)ウェブサイトを開設。

2009年

Stiefel買収−ヴィーブヘルスケア設立

GSKはStiefelの買収により皮膚疾患領域のリーダーとなる。GSKとファイザーは、HIVと共に生きる人々の治療とケアの向上を目指すヴィーブヘルスケアを設立。

2011年

Human Genome Sciences とGSKのBenlystaが、50年ぶりの全身性エリテマトーデスの新薬として承認される

2012年

ロンドンオリンピックならびにロンドンパラリンピックのオフィシャルサプライヤーとして、公式のアンチドーピング対策のために検査業務を担当

2015年

2015年3月、ノバルティスのワクチン事業(インフルエンザワクチンは除外)を取得し、両社のコンシューマーヘルスケア事業会社を統合し新合弁会社を設立